4月16日、Insignia Drabbles Bookより電子小説『JAPANESE FANTASY DRABBLES』の販売が開始された。

Insignia Drabbles Bookのケリー松浦氏により編集された『JAPANESE FANTASY DRABBLES』は、日本の怪奇や童話などを題材にした、およそ80話の100ワード小説からなる英文小説アンソロジーである。また、この内、破滅派同人Juan.B(髙井ホアン)の作品を含む15話はカメイトシヤ氏により翻訳されている。

このアンソロジーには、破滅派同人の髙井ホアン名義で参加しており、‘The Inevitable End’、‘One Day at Takamagahara’、‘Nuclear Life’の三作品が掲載されている。他にも、樋口恭介氏や、キューバのSF小説家Malena Salazar Maciá氏らを始めとして世界の作家が参加しており、100ワードに凝縮された様々な日本の「怪」を楽しむことができる。現在、日本円にして110円という安価で販売されているので、是非気軽に手に取ってみたい。また、続編として東南アジアをテーマにした短編集も企画されているという。こちらも期待したい。

『JAPANESE FANTASY DRABBLES』は各国のAmazon、KOBO、iBooksなどで入手する事が出来る。詳しい情報は下記リンクを参照のこと。