あけましておめでとう。そしてコロナ爆発。日本でのコロナ禍も、収束しないまま一周年を迎えそうである。だが、まさに我々は文学的状況に生きているとも言えそうだ。過渡期ならではの光景をよく記憶しておきたい。

昨年12月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。さて12月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか。

 

 

7~4位

7位:第164回芥川賞・直木賞候補作が発表(2020年12月19日 Juan.B)

6位:1月19日に阿佐ヶ谷ロフトAで「続不謹慎VS珍アニメ ヘンテコ対決」開催 かに三匹と髙井ホアンが対決(2020年12月17日 Juan.B)

5位:破滅派同人の活躍の軌跡【2020年後半編】(2020年12月31日 Juan.B)

4位:吉村剛史『ソウル25区=東京23区 似ている区を擬えることで土地柄を徹底的に理解する』がパブリブより出版 東京とソウルを徹底比較(2020年12月22日 Juan.B)

毎年師走は物事の動きが忙しくなるが、昨年12月もコロナ禍の元でも様々なイベントや出版が行われていた。家にいる時間が多くなる中、本の価値は以前に増して高まっているだろう。

3位

【快挙!】河出文庫『NOVA 2021年号』に斧田小夜の小説が収録 2021年4月発売予定(2020年12月23日 Juan.B)

斧田小夜の快挙が第三位となった。更なる活躍に期待すると同時に、4月の発売を楽しみに待ちたい。

2位

【快挙!】小説すばる1月号にカメイトシヤのエッセーが掲載 破滅派始め数々の作品を翻訳する思いとは(2020年12月18日 Juan.B)

カメイトシヤ氏は破滅派同人の作品を海外の文芸誌・文芸サイトに数多く翻訳し紹介している。これまで本人の姿が広く知られていなかったが、今回、本人の筆で翻訳にかける思いや過程が書かれることとなった。

1位

【快挙!】佐川恭一が第1回RANGAI文庫賞を受賞 今後の展開も(2020年12月1日 Juan.B)

佐川恭一は昨年も各方面で活躍した。今年もコロナクラッシャーとして頑張っていただきたい。

12月のニュースは如何だっただろうか。今月のはめにゅーも乞うご期待である。