早いもので、もう二月も過ぎてしまった。今年ももうすぐ春が来る。文学の新たな芽生えを期待しながら、はめにゅーを是非ご覧いただきたい。
さて、2月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。2月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10位~4位
10位
Juan.B
日本近代文学館では、関東大震災と東日本大震災を扱った企画展「震災を書く」を3月25日まで開催している。
9位
松尾模糊
『第74回読売文学賞』が発表。佐藤亜紀「喜べ、幸いなる魂よ」など六部門六作品が選ばれた。
8位
松尾模糊
川上未映子「すべて真夜中の恋人たち」が全米批評家協会賞の小説部門の最終候補に選ばれた。同部門で日本作品が候補になるのは初。
7位
Juan.B
太田記念美術館では4月1日から企画展「江戸にゃんこ 浮世絵ネコづくし」を開催する。
6位
松尾模糊
今月発売された文芸誌4誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかを確認する定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。
5位
松尾模糊
斧田小夜が『紙魚の手帖 vol.09』【特集「2023早春・若手作家の宴」】に登場。最新短編「酔来酔去」が掲載される。
4位
高橋文樹
早川書房の『SFが読みたい! 2023年版』で2022年度のベストSFが発表された。国内編ベスト30の中には破滅派から出た斧田小夜『ギークに銃はいらない』の名前が!
文学賞のニュースが多い二月となった。また、破滅派同人で『ギークに銃はいらない』著者の斧田小夜は更なる躍進を遂げた。今後ともその活躍をはめにゅーでも紹介していこう。
3位
松尾模糊
日経「星新一賞」第10回受賞作一般部門グランプリに関元聡氏「楕円軌道の精霊たち」、ジュニア部門グランプリに本宮笙太氏「電動と手動」が決定した。
星新一賞に関するニュースが第三位となった。関元聡の二年連続受賞という、目出度いニュースに多くの注目が集まったようだ。
2位
高橋文樹
2019年に上梓され、大きな話題を集めた髙井ホアンの『戦前不敬発言大全』の増刷が決定した。4年越しの増刷ということで、広く読まれている書籍であることがうかがえる。
髙井ホアンの『戦前不敬発言大全』が重版された。戦前の人々のホンネに迫る大著である。新聞・週刊誌各紙で大きく注目され、売り切れも相次いだこの書籍を、是非この機会にお買い求めいただきたい。
1位
Juan.B
「死体写真家」として知られる釣崎清隆の、最新写真集『THE LIVING』刊行を記念した写真展が、新宿眼科画廊で2月8日まで開催されている。
写真展『THE LIVING』に関するニュースが一位となった。是非、記事をご覧いただきたい。
2月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
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