斧田小夜による小説「酔来酔去」が2月10日発売の『紙魚の手帖 vol.09』(東京創元社)に掲載される。

【特集「2023早春・若手作家の宴」】として、川野芽生、君嶋彼方、夕木春央、床品美帆、ディーマ・アルザヤットとともに斧田が登場。ミステリ、ファンタジー、SF、一般文芸など様々なジャンルで活躍する、国内外で要注目の新鋭たちの短編を掲載。

「酔来酔去」は、漢の武帝の時代、天より麒麟が飛来するという幻想的な世界観で描かれる。

このほか、現代アメリカ文学の新鋭ディーマ・アルザヤット、小竹由美子訳による#MeToo運動以前のハリウッドである女性インターンに起こった出来事を描く鮮烈な一編「懸命に努力するものだけが成功する」など多様な作品が並ぶ。

また、今村昌弘による明智恭介シリーズ、最新短編「宗教学試験問題漏洩事件」も。一冊で様々なジャンル小説が楽しめる。斧田ファンはもちろん、ジャンル関係なく楽しみたい読者にもおすすめの一冊になっている。