タグ: 散文 13件

  1. 豚の賤記 小説

    • 南沢修哉
    • 1ヶ月前
    • 4,047文字

    当直の老いぼれは会社のお荷物だった。夕方、すべての社員が退社すると、老朽化した四階建ての社屋は耄碌した死にぞこないの手に堕ちる。あちこちに鍵をかけて閉じこもり、勤務中にもかかわらず二階の事務所の…

  2. テーブル 小説

    • 南沢修哉
    • 1ヶ月前
    • 1,152文字

    彼は退屈しのぎに影の話を聞いていた。 「テーブルの角に頭がめり込んだ男の話を知っているか?」と影はいつものように語りはじめた。「あるとき、そいつは自分の部屋でひどく酔っぱらっていた。で、何かにつ…

  3. 小説

    • 南沢修哉
    • 1ヶ月前
    • 647文字

    上河内の山小屋じみたホテルのロビーには薄切りにされた栗の木の丸太が二万枚以上、床に敷き詰められており、木が乾燥してひび割れないようにホテルの人が定期的に如雨露で水をまいて湿らせていた。 「そんな…

  4. 付録 ひどく暑かった夏の日の話 月の背中・A面 / 小説

    • 東亰チキン
    • 1ヶ月前
    • 15,623文字

     人殺しのあとにやる一杯はたぶん最高にうまい。

  5. ホテル金木犀 砂肝愚譚 / 小説

    • 東亰チキン
    • 2ヶ月前
    • 4,845文字

     男と女と某か。それは化生か物の怪か。

  6. 握り慣れた感触 砂肝愚譚 / エセー

    • 東亰チキン
    • 2ヶ月前
    • 1,614文字

     やっぱアイドルっつったら、明菜だろ。

  7. 第二逃 計画 月の背中・A面 / 小説

    • 東亰チキン
    • 2ヶ月前
    • 27,158文字

     チャンスは思いがけないかたちでやってきた。これに乗らない手はない――奴隷から自由の身へ。あいつらを殺さない代わりに普通の暮らしを手に入れる。悪くない気分だ。

  8. 第一逃 ルール 月の背中・A面 / 小説

    • 東亰チキン
    • 2ヶ月前
    • 24,833文字

     ろくでもない暮らしはいつまで続くのか。思いどおりに生きたい。そう思っても、おれにはしょせん無理な話。そんなことができる年になるまで、あと三年半もある。わかっちゃいる。わかっちゃいるがそれでもな…

  9. これじゃ困るな 生きとし生けるものたちよ / エセー

    • やまもと じゅん
    • 5ヶ月前
    • 431文字

    図書館で最近の小学校の教科書が並んでいたから目を通した。 フルカラーだ。