2016年の投稿一覧 153件

投稿作品を日付別に表示しています。

  1. [SS合評]愛の発見 小説

    • 天王丸景虎
    • 8年前
    • 9,274文字

    /* いつかはわからない。歴史の断絶が引き起こった未来のいつか。私――イリスは人類考古学者としてクーナエ発掘局で『かつて高度な文明を持ちながらも滅んでしまった人類』についての発掘調査を行っていた…

  2. 春を負う – 1 春を負う / 小説

    • 斧田小夜
    • 8年前
    • 19,955文字

    森林限界の辺縁にすまう人々にとって春とともに山を登り、冬とともに山を降りる交易びとは特別だ。かれも例外ではなかった。

  3. 中庭で花は咲かない 小説

    • 灰野蜜
    • 8年前
    • 3,478文字

    あの冬。 病院の中庭で、私は眸に雪を抱く少年と出会った。 自らを「雪の申し子」と称する彼に。

  4. 若い人工知能へ宛てた手紙 メタメタな時代の曖昧な私の文学 / エセー

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 5,449文字

    つい先日、DeepMind社のAlpha碁というプログラムが碁界最強と目されるイ・セドル九段に三連勝し、話題をさらった。もっとも複雑だと目されてた競技において人工知能が圧倒的といっていいだろう勝…

  5. 基地外詩「なんでもない手段」 2016.3.17

    • Juan.B
    • 8年前
    • 673文字

    ※ 破滅派オリジナル作品。

  6. 血の輪 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 5,865文字

    以前から余所で公開している詩集ですが、こちらでいくつかの詩と一緒にまとめることにしました。今後若干の改稿はあるかもしれませんが、まずは先行公開としてオリジナル版をどうぞ。

  7. 十五秒の空間 小説

    • 桜枝 巧
    • 8年前
    • 6,891文字

    とある文芸部の県大会に出した作品。部誌にも乗っけました。嘘つきと嘘つきのお話です。

  8. BBAはなぜ通報するのか。― ジャイロのミニカー乗りの事例を鑑みながら ― 評論

    • しょうだまさとも
    • 8年前
    • 4,975文字

    学術論文: BBAはなぜ通報するのか。― ジャイロのミニカー乗りの事例を鑑みながら ―

  9. 壊れてしまった人と桜

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 781文字

    冬が終わり 温かい風が吹くような夜 ぼくは同級生の女の子に尋ねた 「こういう春の夜ってわくわくするよねえ」 「そう? 私はそわそわして嫌だけど」 彼女はきまり悪そうに答えた   春にな…

  10. 泥濘 昏睡状態 /

    • 大川縁
    • 8年前
    • 2,779文字

    何気ない日常のある瞬間に、不意に足元を掬われているような感覚に陥ることがあるとして、それがもし精神的な「泥濘」となり人の情念を捉えるならば、詩が表現できるものは何か。このイメージを芯にして、少し…

  11. かたす仕事

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 402文字

    ぼくは煙草をやめたことになっている おそらく妻にはばれているのだろうけれど 妻の前では吸わない ときおりパイプだけを吸うことになっている 玄関の脇には灰皿が置いてあって そこにはもう吸い殻が追加…

  12. 熱意って何? 熱意って何? / 小説

    • 工藤 はじめ
    • 8年前
    • 10文字

    かつて破滅派に全文を掲載していましたが、 現在、電子書籍化準備中。

  13. はつこいオブ・ザ・デッド(1) はつこいオブ・ザ・デッド / 小説

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 4,256文字

    いつもの通り、出勤のために降りた品川駅で、「俺」はパニックに巻き込まれる。階段で押し合う群衆の狂気を避ける最中、たまたま近くにいた女子高生と連れ立つことに。やがて、ほとぼりが覚めた頃に見たのは、…

  14. 《必読》同じ名称の小説について エセー

    • 工藤 はじめ
    • 8年前
    • 469文字

    私の小説を読むときの注意事項です。恐れ入ります。

  15. はつこいオブ・ザ・デッド(2) はつこいオブ・ザ・デッド / 小説

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 3,903文字

    品川駅でのパニックに巻き込まれ、女子高生とともに清掃室に逃げ込んだ俺。そっと外を覗くと、なにやらゾンビらしきオッサンが頭に竹籤を刺されていた。やがてパニックは収まり、オッサンは警察に鎮圧されたの…

  16. 円周率(旋律)

    • しょうだまさとも
    • 8年前
    • 82,316文字

    Riemannのゼータ関数やEuler product積は、因数(素数への)分解の一意性ベクトルにより、Dedekindのゼータ関数(Euler product積分解)がL関数の積に分解される。…

  17. はつこいオブ・ザ・デッド(3) はつこいオブ・ザ・デッド / 小説

    • 高橋文樹
    • 8年前
    • 4,816文字

    品川でのパニックの翌日、「俺」は普通に出社した。その夜、社長の山本さんと一緒にいった焼き鳥屋で、俺はあの男に再会する。ゾンビ小説の鉄板であるスーパーマーケットは出てくるのか?

  18. 春を負う – 2 春を負う / 小説

    • 斧田小夜
    • 8年前
    • 12,162文字

    村は重苦しい空気に包まれている。どの家も軒先に喪に服していることを示す鈍色の布を吊るし、人々も鈍色の服を身に着けているのはが死者を弔っているからだ。 ガプガワンが、死んだ。 その死は定められたも…