俺は超凄腕スパイ。みんなからはスパイって呼ばれてるぜ!イギリスのスーツ着てるやつとか、眼帯してるやつとはレベルが違う。
今日は上司に呼ばれて任務だ。
「来たか、スパイ。南米コロンビアの麻薬シンジケートを潰滅しろ」
「支援は?」
「スパイ単独だ」
「上等!」
バラバラバラバラバラ!
ガー、ストン。
バラバラバラバラバラ!
「このヘリ揺れるぜ」
バラバラバラバラバラ!
キュイーン、ドスン。
ガー、シュタッ。
「ここがコロンビアか」
タッタッタッ。
「あれか、シンジケートのボスの屋敷は。白い粉でゲテモノ作りやがって」
「おい、スパイがいるぞ!」
「あっ、やべ」
タッタッタッ。シュー。
「ガード固すぎだろ。全員マシンガン持ちとか聞いてねえぞ」
ババババババババババババババババババババババババ!
「ちくしょう、うるさすぎて俺の美声がみんなに聞こえなくなる」
パン!
「ウッ!」
ババババババババババババ!
「いまだ!」
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ。チュインチュインチュイン、パン、パン。
「ウッ!」
ドサッ。
「ウッ!」
ドサッ。
「下手くそ!当ててみろってんだ!」
ゴロゴロ、タッタッタッ。ゴロゴロ。チュイン、チュイン。
サッ、パン、パン、パン。
「ウッ!」
「ウッ!」
「ウッ!」
「ウッ!」
ドサッドサッドサッドサッ。
「ビンゴ!」
「そこまでだ」
「お前がここのボスか」
「一人で来るバカめ!おーい、やっちまえ!」
ダダダダダダダダダダダ。
ズズズーーーン。
「屋敷にまだいたのかよ。こりゃちっとやべえかな」
「スパーーーーーーイ!」
バラバラバラ!
「空からヘリだって?俺はコカなんぞ吸ってねえ!」
「あなたに素敵なデリバリーよ!」
「その声は、前のミッションで仲良くなった美しき女スパイ!」
ドスン。
「これはロケットランチャー!最高にホットなデリバリーだ!」
「野郎ども、あいつを早くとめろ!」
ガチャ。
「地獄でデーモンによろしくな!」
バシューーーーーーーーーーーーーー!
「くそったれえええええええええええええええええええ!」
ドカーーーーーーーーーーーーーーン!
「このフロートベッド、ラグジュアリーでイカスな」
ガーガーピーピー。
「出ないの?」
「どうせ仕事の話さ。こっちはまる一日休暇だってのに」
ボチャン。ゴポゴポ。
「じゃあ今夜あなたはわたしのものね」
「今夜と言わず、いつまでも」
ガシッ。
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"ゴロゴロ、パンパン、任務完了。"へのコメント 0件