東京・上野に所在する国際子ども図書館では、展示会「平成を彩った絵本作家たち」を9月29日から開催する。

絵本一つを取っても、いつの時代も変わらないものもあれば、時代の流れの中で世相などを反映した新しい表現も存在する。展示会「平成を彩った絵本作家たち」では、1989年から2019年までの「平成」約31年間に活躍した35名の絵本作家と、その作品が紹介される。これら個性豊かな絵本を見ながら、平成と言う時代を振り返っていく。

紹介される絵本と作家は、『タンゲくん』片山健  福音館書店(1992)、『金曜日の砂糖ちゃん』酒井駒子  偕成社(2003)、『バムとケロのおかいもの』島田ゆか 文溪堂(1999)、『もみじのてがみ』きくちちき 小峰書店(2018)など。様々な絵柄や作風が揃っており、知っている作家には改めて親しめ、知らない作家にも新たに出会える、親子で楽しめる展示会となりそうだ。また、関連小展示・関連イベントも開催される予定である。

「平成を彩った絵本作家たち」は、国際子ども図書館レンガ棟3階の本のミュージアムにて、9月29日(火)から12月27日(日)まで開催される(コロナウイルスなどの影響により日時が変更になる可能性もあるので注意)。入場料は無料である。詳しい情報は下記リンクを参照のこと。