東京の上野に所在する国際子ども図書館では、ちひろ美術館との共催で11月1日から11月30日まで展示会「日本の絵本の歩み―絵巻から現代の絵本まで」を開催する。

絵本と言うと、子ども向けに作られた様々な絵本がステレオタイプとして真っ先に浮かびそうだが、今回扱われる範囲は平安時代の絵巻物まで遡る。展示会「日本の絵本の歩み―絵巻から現代の絵本まで」では、普段あまり目にすることがない国立国会図書館の古典籍資料や、国際子ども図書館が所蔵する様々な絵本が集められ、日本における絵本の歴史を概観することができる。子どもの頃に親しんだ絵本から、さらに御伽草子、絵巻まで、長い歴史に触れられる展示会となりそうだ。また、期間中には絵本の歴史や絵巻物の作り方に関するワークショップも開催されるためこちらもチェックしたい。

展示会「日本の絵本の歩み―絵巻から現代の絵本まで」は国際子ども図書館で11月1日から11月30日まで開催される。詳しい情報は下記サイトを参照の事。