araiの投稿一覧 50件

  1. 爾汝の交わり

    • arai
    • 2年前
    • 1,069文字

    まともなフライパンでソテーしたことがない朝のポエム

  2. 埋み火

    • arai
    • 2年前
    • 1,040文字

    冷たい雨を 紡ぎ まるめた綿を詰めた 唯の身包みでしかない、「 」に祷る。

  3. 迷い鳥座標軸

    • arai
    • 2年前
    • 1,347文字

    冒険活劇の向こう側に落っこちたアタシ 現実に生まれたみたいね

  4. 会陰未満勃起縫合

    • arai
    • 2年前
    • 1,283文字

    とろいのもくば

  5. 住めば気狂い花の都

    • arai
    • 2年前
    • 1,103文字

    野良犬でも飼い猫でも

  6. しあわせでありました

    • arai
    • 2年前
    • 553文字

    りんごとさび

  7. 古傷が痛むことはないでしょう

    • arai
    • 2年前
    • 1,259文字

    電子烟草  無償透明  空色、天体観測 

  8. そノかげハ天使とナリ

    • arai
    • 2年前
    • 837文字

    古美術商と少年。 

  9. 知恵の輪

    • arai
    • 2年前
    • 1,124文字

    反物の裾は永く見る影もなく。

  10. そのかさをとじる

    • arai
    • 2年前
    • 1,312文字

    拾い物の坂を懐かしがる。

  11. 曰く。そぼ降る

    • arai
    • 2年前
    • 1,434文字

    まあたらしい手傘よまわれ。下膨れの視野がこの氾濫した存在を受け入れなくては。 アトリエが妊み出した消音、窒息した未開の地の存在を起立させる碧空に想う。

    • arai
    • 2年前
    • 1,519文字

    祭壇へ。贄と献花を、それで薬包紙には土塊を。

  12. IF

    • arai
    • 2年前
    • 1,467文字

    作り上げたお友達の数、それだけのGift

  13. 愁傷。

    • arai
    • 2年前
    • 1,024文字

    紺色の若い男の余白を汲む 落丁はつつがなく蛇行している

  14. 常磐未来

    • arai
    • 12ヶ月前
    • 1,640文字

    と或る日常から蘇る、又は重なってしまう/永遠や普遍たるなにか、人の心の中で求めたり刻まれている/手紙に認めるような、行為に/口伝なり詩文なり、‪戲言なり、会話の隅々だったりに、現される。

  15. 四方山話

    • arai
    • 11ヶ月前
    • 883文字

    まだあたたかい12月のカレンダーの色あせたこと

  16. 幽隠偶感

    • arai
    • 11ヶ月前
    • 2,320文字

    ですからその器が何を示しているとしても器自身はひとつであり、茶器であり、空のモノで、ヒトとありました。まあようはツチクレのはなしというわけです。

  17. そら、くも、ひかり。そして水母

    • arai
    • 11ヶ月前
    • 1,090文字

    土にかえり礎とかす――雨、私の名を呼ばないで