「地下鉄で、ザジを見たの」 町子がそう言ったのは、十月も終わりかけた、やけに陽射しの強い日の午後のことだった。 「ザジって、フランスの?」 「うん」と町子がうなずくと、子供じみて短く切り揃えた前…
雨が降った翌日にたまたま天気の良い日だったりすると、気分が良くなって鼻歌なんか歌いながら散歩なんかしちゃうのよ。そんなときに街のマンホールから突然40歳くらいの男が出てきてアタシを…
五月某日 大学時代の友人久しぶりに逢う。お互い社会人だ。 「いちばんお金使うものってなに」という話になり、「酒」と即答するおれ。 五月某日 かつて自分がつけていたのと同じ香水の香と…
フィクションですが、主人公の影が最後は主人公です。
『てのひらのうえのかなしみ』は、やなせたかしさんの詩です。曲もつけられています。コーラスをするおばさま方には大変人気のある曲だそうです。
こんな夢を見た、的な(爆 恐ろしく短いです。
昔に見た夢と新宿の某レンタルルームでボンヤリしながら紡いだものです。
星の瞬き 隔たりのない空 君の右手 僕の左手 嘘つきは君だよ 僕は知らないふりをする 踏み出したいのは右足だけれど 左足も捨て難い 記憶の…
人類=病気、というような話です。
六月の投稿、「家畜と入れ替わる話」のつもりで書きましたが、どうしてもこれ以上削れませんでした;; 古い日本家屋で、たびたび狂気に陥る美しい娘と、それを大事に見守る人たちの物語です。どういう…
病に倒れた父との、ささやかな時間の共有。
初投稿。 投稿のしかたがよく分からない。改行とかスペースとか、タグを入力しなきゃいけない?? テキストのコピペでは使えないのか? そんなわけないよね? やり方が間違ってると思うけどわから…
美脚に溺れた人生の私小説的な何か....
ボルヘス・エッセイ第2段(表紙のアラベスク文様は“バベルの図書館”の水平断面想像図です)。ボルヘスが、文学の不可能性に乗り上げどん底にあった年と、小説創作の黄金期十年をスタートさせた年とは、全く…
チェリーボーイハンターの摩子〈10〉
五七調で通して書いた作品です。 息子が母に犯されます。 我ながら、よくできていると思います。
破滅派の破滅、それは何時訪れるのか――、暫し御笑覧ください。
破滅派は同人サークルから出発していまや出版社となりました。
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