2018年9月23日までの週間ランキング

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  1. 96

    悪いやつほどよくググるエセー

    • 高橋文樹
    • 9年前
    • 7,010文字

    「泥棒は事前に必ず下見する」という七五調の看板はあなたの町にあるだろうか? 私の住む町にはある。考えてみればおかしな話だ。事前準備は美徳であるはずなのに、泥棒という悪人がそれを厭わない。あなたは…

  2. 96

    館長、感染させてくれてありがとうエセー

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 4,826文字

    バイラルメディアという新たなメディアが人目に触れることが多くなった。盗用スレスレの引用が平然と行われるインターネットという荒野で、創作者はどのような心構えをすべきか。

  3. 96

    堕落した詩とテキストの民主主義エセー

    • 高橋文樹
    • 10年前
    • 4,974文字

    詩の発展の歴史は堕落の歴史である——と言ったら、あなたは怒るだろうか。だが、そうなのだ。貴族の娘がコルセットを脱ぎ去って一枚のワンピースで駆け出すことが堕落であるのと同じ意味において。

  4. 96

    哲学的な、余りにSF的なゾンビ論証小説

    • 渡海 小波津
    • 11年前
    • 3,743文字

    哲学の死は訪れるのだろうか

  5. 96

    黒い葬式小説

    • 北橋 勇輝
    • 11年前
    • 3,467文字

    学校から帰宅してリビングに向かうと、母が深刻な表情で誰かと電話をしていた。井畑賢介は傷だらけの黒いランドセルを床に下すと、母がそれを見計らったかのように受話器を置いて賢介の顔を見ながら、 「じい…

  6. 96

    校庭の周りをニ十周小説

    • 北橋 勇輝
    • 11年前
    • 3,239文字

        「校庭の周りをニ十周」   北橋 勇輝   眠りから覚めて起き上がろうとすると、股間の辺りに痛みを感じた中学二年生の大西良哉は夢を見ていたいために…

  7. 96

    虚無の生む詩

    • 渡海 小波津
    • 11年前
    • 1,218文字

    私の文学は何も生まない 私の人生が空っぽだからだ だから虚無からの詩を書いた それだけ、それだけ

  8. 96

    蜘蛛

    • 渡海 小波津
    • 11年前
    • 205文字

    散文詩です

  9. 96

    濁った精子小説

    • 北橋 勇輝
    • 11年前
    • 816文字

      「濁った精子」              北橋 勇輝  私と女は同じクラスだが一度も会話をしたことがなかった。女の髪は肩ぐらいまで伸びていて、色は黒く輝いている。  その女が座る席を男子二人…

  10. 96

    スルメイカとおむつと妹と小説

    • 藻朱
    • 11年前
    • 536文字

      スルメイカを食べると、潮の香りが、口に広がる。それが好きで僕は今日もスルメイカを噛む。マヨネーズとか、唐辛子はつけないで、コンロの火で少しあぶって、人肌になったところを口に放り込ん…

  11. 96

    売っていない本の中身と永遠に出てこない見積もりエセー

    • 高橋文樹
    • 12年前
    • 4,466文字

    電子書籍という言葉が喧伝され、なにか本よりも安いものが流通するのではないかと期待されたがそうはなっていない。これは端的にいってテキストに値段はつかないからだ。私達は今、19世紀のお針子たちのよう…

  12. 96

    尿道★ワンコロ小説

    • シャブ
    • 14年前
    • 14,433文字

    すべての人間の握りコブシにある村、尿道村。メイドとして雇われたワンコロは、超巨大な村長の糞尿清掃をすることとなった。村民を喰らう村長、村はずれの風俗嬢、糞尿嗜好癖の青年、糞で糞を洗う地獄が繰り広…

  13. 96

    めくるめく世界小説

    • 砂川アンドロギュノス
    • 15年前
    • 4,997文字

    据わった目で女子高生グループを尾行する男、川原。大事なのは場所とタイミング、と呟く川原の目的とは。

  14. 96

    妾が娼婦だった頃(7)小説

    • 寺島聖
    • 15年前
    • 9,695文字

    エトランジェでナオミが琴音の悩みを聞いているところへ、ヤクザの黒田から電話がかかってきた。慌てて琴音を帰し、そのあとやってきた黒田も、どうにか出て行ってもらう。災難が去ったエトランジェでは、気の…

  15. 96

    方舟謝肉祭(15)小説

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 9,860文字

    小説を書くとは、いったいどういうことか? 性格の悪い語り手Fは、そんな問いを弟子DDに投げかける。インチキ手品師呼ばわりされることを厭わない彼が、自らの書いた小説「方舟」に下した評価とは。

  16. 96

    泡沫候補研究評論

    • 高橋文樹
    • 17年前
    • 4,934文字

    2007年4月8日。得体の知れない男が東京都知事選に討って出た。その名も外山恒一。時代のアダ花? 真の革命児? 正直どっちでもいいんですけど、破滅してそうなんで、いまさらながら取材してきました。

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