混詩「口を閉じよと笑う声あり」 2018.10.21

混詩集 (第7話)

Juan.B

734文字

※親愛なる「ふつーの日本人」達へ捧ぐ

今あなたは日本人に話しかけましたね

ふつーの日本人の若い男性に

あなたはガイジンの分際でオルグしようとしましたね

ふつーの日本から混じわりの世界に引きずり込もうと

 

彼に話しかけないでください

あなたの話すことは全て幻想です

あなたの話すことは全て左曲がりの戯言なんです

あなたは確かに混血かも知れないがあなたの思い込みも大半なんです

 

ああそこの人

彼の言うことは歴史の重みも無い全て矮小でちっぽけなことです

警官の職質に従おうともしない混血の三等国民です

こいつの話を聞く必要はないですよ

 

これ以上口を開かないでください

何も書かないでください

お前の言葉と文章は見苦しい

お前の思想は善良な老若男女日本人を傷つける

 

 

俺が誰かに話しかけた時に

ああ周囲は俺を嘲笑って

理解出来ることもない混血の戯言をと

俺が誰それを誑かしていると

 

なあそこの君

ふつーって奴を自覚していると言い張る日本人の

あの浅ましさって奴にフタをしてやろうよ

君もふつーの日本人になりたいなら別だが

 

ああ俺がもっとイケメンだったらよかったのか

俺がもっと長身であったなら

俺がもっと肌の色が薄ければ

もっと曖昧だったならば

 

警官や日の丸ハチマキの面白クイズは偉くて無害で

俺のそう他愛もない話はゴミでかつ恐ろしいなら

さてその間にいるお前らの話は何なのだろうか

互いの股間と年を罵り合うだけのことが

 

 

俺は伝道師や折伏家でもなく

共産党員や緑の党員でもなく

フェミニストやエコロジストでもなければ

ただの混血であった

 

そしてお前も混血なのに!

2018年10月21日公開

作品集『混詩集 』第7話 (全10話)

© 2018 Juan.B

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