お前らがどんなに騒いでも
共産主義者は居るし
無政府主義者は居るし
社会的テロリストは居るし
良く分からない者が居る
お前らがどんなに騒いでも
電車には中国人が乗ってくるし
新宿ではインドネシア人が歩いているし
六本木では黒人が遊んでいるし
学校にハーフがやってくる
お前らがどんなに騒いでも
隣人はフランス人と結婚するし
下の階の老人は女子高生を家に連れ込むし
恩師は実は同性愛者だし
応援する野球選手は大麻を吸う
お前らがどんなに騒いでも
淫行条例なんて意味が無いし
児ポ法なんて意味が無いし
ワイセツ物云々なんて意味が無いし
公序良俗なんて意味が無い
お前らがどんなに騒いでも
同人誌即売会でエロい本が売れる
ヤバいコスプレした美人が秋葉原を見回す
中学生漫画部員の将来の夢はエロ漫画家だ
コンビニじゃガムクチャしながら高校生がエロ本読んでる
お前らがどんなに騒いでも
大学5年生の息子はXVIDEOSでオナニーしてるし
高校2年生の娘はイカす兄ちゃんとセックスしてるし
萎びたジジイは歌舞伎町で抜いて貰ってるし
キレたババアは出会い系サイトに登録する
お前らがどんなに騒いでも
お前らは他人の国籍を変更できない
お前らは他人が多様である自由を奪えない
お前らは他人のセックスに口出しが出来ない
お前らの血は今やお前らが言う所の穢れに満ちている
お前らがどんなに騒いでも
お前らがどんなにキレても
お前らがどんなに旧社会を望んでも
お前らがどんなに呆だ膣女だ性戯だ交除陵賊だと喚きたてても
保守派
親
教師
自民党
PTA
地域健全育成オヤジの会
地域パトロール
警察
自衛隊
天皇
日本会議
次世代の党
在特会
矯風会
男女論者
世代論者
お前らは何も生み出さない
今日も朝鮮人は町を歩いていた
今日も日本人女性は混血を生んだ
今日も青少年はセックスしていた
今日も無政府主義者がイカす一日を送った
今日も芸能人が大麻を吸った
今日も障害者がいざってバスに乗った
今日も同性愛者は虹色の服を着ていた
今日もみんな平和に生きる
下水に押し込まれていた多様性が
少数者と弱者の血が
青少年のエネルギーが
在日人とハーフの言葉が
お前ら保守派を押し流し
あらたなる時代を作り上げる
"基地外詩 「お前らがどんなに騒いでも」 2016.5.17"へのコメント 0件