早くも、もう二月である。時間の流れは速いが、文学の流れも速い。一方で、文学は時を残すこともできる。はめにゅーがその一助を担えたら幸いである。
さて、1月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。1月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10位~4位
10位
松尾模糊
猫町倶楽部がSmappa!Groupとコラボし「文化系ホストクラブ読書会」を開催する。
9位
松尾模糊
「2023年度 新成人が読んだ小説ランキング」が発表され、1位は凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社)が獲得した。
8位
Juan.B
埼玉県さいたま市の、さくら草通りで、1月25日から28日まで「浦和宿古本いち」が開催される。
7位
Juan.B
今は無きパソコン通信のNIFTY SERVE文学フォーラムで活動していた、古典サークル「源氏物語を味わう」が、ミクシィで復活した。
6位
松尾模糊
今月発売された文芸誌5誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかをお知らせする定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。
5位
松尾模糊
劉慈欣『三体』が2月21日にハヤカワSF文庫で発売される。3月にはNETFLIXでのドラマ配信も始まる。
4位
松尾模糊
堀川夢編『北海道SFアンソロジー(仮)』、トウキョウ下町SF作家の会編『東京下町SFアンソロジー(仮)』刊行にあたり収録するSF短編小説の公募が実施される。 SF企業VGプラスが運営するレーベルKaguya Books […]
一月から数多くのニュースが取り上げられた。今年も多くの破滅派同人の活躍も見られる。是非今年も破滅派の活躍に期待してほしい。
3位
Juan.B
佐川恭一の短編小説が、『小説新潮』2月号に掲載される。
破滅派同人の佐川恭一の小説が小説新潮に掲載された。読者たちの視野をこじ開ける短編となるだろう。
2位
松尾模糊
「第二回あたらよ文学賞」が開催され、「青」をテーマにした小説を募集している。6月30日が締め切り。
第二回あたらよ文学賞が開催される。応募期間はまだ余裕がある。我こそはと思う方はぜひ挑戦してみてはどうだろうか。
1位
松尾模糊
マーティン・スコセッシ監督が、遠藤周作『イエスの生涯』を原作とした新作映画の撮影を今年末から始める。
遠藤周作の小説が映画化される。日本の作家を介したイエスの姿がどのように映像化されるのか。興味深く待ちたいところである。
1月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
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