デザイン事務所・出版社・経理事務所を営む、兵庫県神戸の有限会社EYEDEARが主催する「第二回あたらよ文学賞」が開催。6月30日が締め切り。

 「あたらよ文学賞」は、昨年創設され「夜」をテーマに496作品が応募された中からマルクス・ホセ・アウレリャノ・シノケス「うきうきキノコ帝国(旧題:黄昏時がすぎると。)」が大賞に輝き、昨年11月に発売された『文芸ムックあたらよ 創刊号』にほか優秀作などともに掲載されている。

 今回のテーマは「青」で3000文字~1万5000文字以内の日本語で書かれた自作未発表の小説を募集する。定義に囚われない面白い小説であればジャンルは問わない。

 大賞は『文芸ムック あたらよ 第二号』に掲載され、図書カード1万円分が贈られる。優秀賞も数作選ばれ、『文芸ムック あたらよ 第二号』に掲載の上、図書カード3000円分が贈られる。そのほか佳作も選ばれるという。

 選考委員は蒼山皆水、梧桐彰、輝井永燈、鉈手璃彩子、日崎アユム、百百百百ほか、あたらよ文学賞選考委員会が担当する。

 一次選考結果を2024年8月末ごろ発表し、最終選考は10月末ごろ発表する。なお、発表時に選評を掲載する予定。