あけましておめでとうございます。今年もはめにゅーをよろしくお願いします。

さて、12月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。12月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?

10位~4位

10位

破滅派同人の活躍の軌跡【2023年後半編】

Juan.BJuan.B

2023年の後半も、破滅派の同人たちは様々な活動を行った。その軌跡をまとめて紹介しよう!

9位

「第26回大藪春彦賞」候補作が決定

松尾模糊松尾模糊

「第26回大藪春彦賞」候補作に、青本雪平『バールの正しい使い方』(徳間書店)など五作が決まった。

8位

「2023年 年間ベストセラー」発表 総合一位に初の学参ジャンル

松尾模糊松尾模糊

「2023年 年間ベストセラー」が発表され、小杉拓也『小学生がたった1日で19×19までかんぺきに暗算できる本』が初の学参ジャンルで総合1位を獲得した。

7位

「第40回織田作之助賞」候補作に石田夏穂『ケチる貴方』など五作

松尾模糊松尾模糊

 織田作之助賞実行委員会(大阪市、大阪文学振興会、関西大学、毎日新聞社)主催の「第40回織田作之助賞」候補作が12月1日に発表された。  同賞は、大阪生まれの作家である織田作之助の生誕70年を記念して、1983年に創設さ […]

6位

『第170回芥川賞・直木賞』候補作が発表

松尾模糊松尾模糊

『第170回芥川龍之介賞・直木三十五賞』候補作が発表された。芥川賞候補に安堂ホセ『迷彩色の男』など五作、直木賞候補に、加藤シゲアキ『なれのはて』など六作が選ばれた。

5位

【快挙!】大木芙沙子「うなぎ」収録の『水都眩光』が「第3回小声賞」候補に

松尾模糊松尾模糊

「小声書房」が主宰する「第3回小声賞」候補作に大木芙沙子「うなぎ」収録の『水都眩光 幻想短篇アンソロジー』(文藝春秋)が選ばれた。

4位

hontoが本の通販サービスを終了

高橋文樹高橋文樹

大日本印刷の運営するハイブリッド型総合書店hontoが来年2024年3月31で本の通販サービスを終了する。電子書籍サービスは継続する予定。

去年を締めくくるニュースの数々が並んでいる。hontoの通販サービス終了など、寂しいニュースもあった。

3位

「第1回NIIKEI文学賞」エッセイ部門大賞に小松崎有美、ライトノベル部門大賞に吉田棒一

松尾模糊松尾模糊

「第1回NIIKEI文学賞」のエッセイ部門大賞を小松崎有美「しんでええよ」、ライトノベル部門大賞を吉田棒一「アッぽりけ」がそれぞれ受賞した。

第1回NIIKEI文学賞に関するニュースが3位となった。文学賞には常にアンテナを張っておきたい。

2位

阿波しらさぎ文学賞、終了へ

Juan.BJuan.B

徳島文学協会と徳島新聞社は、阿波しらさぎ文学賞の終了を発表した。

阿波しらさぎ文学賞が終了するという衝撃的なニュースが2位となった。6回の歴史の中で、佐川恭一らの活躍も記憶に新しい。

1位

「ブッカー賞2023」にポール・リンチ『Prophet Song』

松尾模糊松尾模糊

「ブッカー賞2023」にアイルランド出身作家のポール・リンチ『Prophet Song』が選ばれた。

ブッカー賞のニュースが1位となった。世界でも文学が動き続けている。今年も文学的な一年を送りたい。

12月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。