徳島文学協会と徳島新聞社は、阿波しらさぎ文学賞の終了を発表した。両団体が19日、サイトなどで公表した。

阿波しらさぎ文学賞は、徳島文学協会と徳島新聞社が主催し2018年に創設され、これまで6回にわたり開催されてきた。選考委員は芥川賞作家の吉村萬壱や、小山田浩子、徳島文学協会の佐々木義登会長、徳島新聞社の岡本光雄理事の4人が務めていた。過去には、破滅派同人の佐川恭一も受賞している。

終了の理由について、徳島新聞社は、

目標としてきた新たな書き手の発掘に一定の成果が得られたため、一区切りつけることとしました。

阿波しらさぎ文学賞 終了のお知らせ

としている。

一方で、選考委員であった小山田浩子は、Twitter上で、選考委員の選定問題と合わせて、自身から見た終了の経緯などについてツイートした。

佐川恭一も、阿波しらさぎ文学賞の終了に関し、ツイートでコメントした。