織田作之助賞実行委員会(大阪市、大阪文学振興会、関西大学、毎日新聞社)主催の「第40回織田作之助賞」候補作が12月1日に発表された。

 同賞は、大阪生まれの作家である織田作之助の生誕70年を記念して、1983年に創設された。新鋭・気鋭の作家に贈られる。昨年は、滝口悠生の『水平線』(新潮社)が受賞している。

 今回の候補作は、石田夏穂『ケチる貴方あなた』(講談社)、上田岳弘『最愛の』(集英社)、木村紅美『夜のだれかの岸辺』(講談社)、乗代雄介『それは誠』(文藝春秋)、宮内悠介『ラウリ・クースクを探して』(朝日新聞出版)の五作。

 なお、上田、宮内が同賞候補になるのは二度目。

 選考委員は、いしいしんじ、書評家・京都芸術大学准教授の江南亜美子、文芸評論家・聖徳大学特任教授の重里徹也、関西大学理事長の芝井敬司、古川日出男の五人が務める。江南、古川は新任。

 選考会は21日、大阪市北区の毎日新聞大阪本社で行われる。