流し雛あるいは告解室での告解もしくは他の何か私には思いつかないもの

小林TKG

エセー

1,783文字

これを諦め捨てないと、次の合評会の話が書けないような気がしまして。

物々しいタイトルで恐縮ですが、大した話じゃないんです。あ、でもこのタイトルは今日の朝、思いつきました。まず流し雛って言うのが脳みそに湧いて、

「流し雛か、でも私の書く話のタイトルにはちょっとなあ」

それだとなんか切ない話を書かないといけなくない?そのタイトルを選択した責任が生じない?

 

って思って、そしたらもう足すしかないなと。告解室って言う単語を足して、あとはもう長くして全体的に茫漠とさせようとしたんです。目論見が成功してるのかどうか私にはわかりません。ちょっとなろうっぽいタイトルかも。違うかな。まあいいや。

 

で、今日来たのは、少し前から私の中にとどまってる用語、単語を、何かの話として、なんでもいいから、この際。何でもいいから話にして、それで忘れたくて。

 

それで来たんです。

 

「えーっと・・・」

前回の破滅派の合評会、テーマがホロコーストだったじゃないですか。で、私としては早めに『心』を上げてたんで、期日までに見直して直すところ直してっていうのを繰り返していけばいいなって思ってたんですよ。だから私の心的には余裕があって。あ、『心』じゃなくてね。私の心的な話。

 

で、ちょっと最後ら辺、破滅派がダウンしてなんやかんやありましたけども、でもなんとかかんとか、投稿期限の終了を迎えて。

 

「あー、とりあえず今回も無事に話だけは出したなあ」

って一安心。毎週末のお楽しみ、北浦和に行ったんです。私、彼の地のコメダ珈琲を贔屓に利用してまして。あと、お風呂があるんですよね。それからキミイツッてパン屋があって。

 

で、投稿期限が終わった週の週末です。私は彼の地で、フォルスコート北浦和って言うマンションを見つけたんです。で、その前で立ち止まりました。

「・・・」

立ち止まって見つめました。

 

『フォルスコート北浦和』

って言う看板。

 

で、思ったんです。

 

フォルスコート、ホロコースト、似てる。

 

って。

 

似てる。

 

似てるな。

 

だからねその時、思ったんです。

 

「私はもしかしてこっちで書くべきだったんじゃないか?」

って。ホロコーストの話。

 

こっちで書くべきだったんじゃないか。ホロコースト。フォルスコート内部で起こってるホロコーストのような事。そんな話。

 

でも、正直ホロコーストなんて興味ないし、投稿期限も終わってるし、お題で出てなかったら一生書かなかっただろうし。ホロコーストの話とか。

 

だから一応フォルスコートで話を考えてはみたんですけど、でも一向に何も出てこなくて、まあそらそうだ。もう投稿期限終わってるし。だからもう考える必要ないんだもん、ホロコーストの事とか。それにフォルスコートみたいなオシャンティなマンションの内装だって何があるか知らないし。わからないし。どういう感じの人が住んでるのかも知らないし。あとそもそも実際にあるから、それが北浦和に。フォルスコート北浦和って。それでホロコーストの事を書くとか、そう言うのも良くないんじゃないかとか。

 

まあ、色々。

 

まあ、色々と。ここ最近ずっとフォルスコートの事を考えていて、頭の中で数多のフォルスコートが衛星みたいになって回ってて、でも、そのどれもこれもが一向に何かになることはなく、ぶつかり合う事も無く、化学変化を起こすことも無く、ただ回っていて、でも、忘れることも出来なくて。フォルスコート。腐っても一応、一か月弱くらいホロコーストの事考えていたからかも。それでホロコーストの事を設置しておく枠、席みたいなのが出来たのかも。そんでそこが空いたら、すかさずフォルスコートが入ってきて。

 

だから、それからずっとフォルスコートが私の中に留まり続けています。このままでは次のYouTuberがテーマの合評会にも支障が出かねません。

 

ですから今日これで、フォルスコートの事を書いて、散々書きましたしフォルスコートって。散々書きましたから。だから今日で終わらせたいです。

 

願わくばこの短い文字列が、流し雛となって私の中のフォルスコートをどこか遠いところまで運んで行ってくれますように。マジで。ホントに。ガチで。

2021年10月26日公開

© 2021 小林TKG

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