OPA2(合評会用文字数調整感想貰おう版)

合評会2022年03月応募作品

小林TKG

小説

3,999文字

――なんのそのどうで死ぬ身の百踊り――

               藤澤清造

              白だけ作者

OPA2(完全合評会規定無視無軌道全開版):https://hametuha.com/novel/65752/

家の近所にあった一軒家がある日突然ぶっ潰されて更地になった。しかもそこから埋蔵文化財というのが出たとの事で若干の騒ぎになった。ヤフーニュースの地域の欄にもそれの事が出た。

家の近くだったので、ある夜ちょっと物見遊山的感覚で見に行くと、ビニールテープで囲われてるその場所があった。実際あった。そう言うのって本当にあるんだって思った。

「誰もいない」

埋蔵文化財って大事なんじゃないの?とは思うんだけど、別に警備員とかいない。ブルーシートで覆われて隠されてるわけでもない。ただビニールテープで囲われてるだけ。

「シャベル落ちてるじゃん」

工事の人達の忘れものだろうか。ビニールテープを跨いで中に入った。

それから落ちていたシャベルを使ってその場所を、埋蔵文化財調査地の土を掘った。穿り返した。

何でそんな事を始めたのか。自分でも言葉にするのは難しい。説明するのは難しい。

ただ、何か、そこで何か、自分だけの何かが欲しかったのかな、と。正直埋蔵文化財なんて何の興味もない。でも、こんな機会滅多にないし、だから何か、何か。

「はあ、はあ」

穴を掘り始めるとすぐに汗だくになった。でも汗だくになったまま掘り返した。目に汗が入っても手はシャベルは止めなかった。一心不乱になって掘った。何を求めて掘っていたのか自分でもわからない。ただ、何か、何かあってくれたら。そういう気持ちが留まり知れなかった。止めどなかった。水の豊かな川の流れのように、後から後からどんどんとその気持ちがやってきて背中から体に入ってくる。それがシャベルを持つ手を動かす。足を踏ん張る力になる。掘り返した土を外に掻き出す動力となる。

「はあ、はあ」

シャベルを持つ手はすぐに赤くなった。血豆が出来るかもしれない。でも構わない。ただ闇雲に土を掘り返した。夜。一人。音もない夜。はあはあ、という自分の息遣いと、土を掘り返す音だけが繰り返される夜。風も無い。黒い空には月が出ていた。蒼白い月。

「お?お?」

そうして掘り進めていくうちに、何か、何かが出てきた。シャベルの先端を使って慎重に土を除ける。え?あ、骨かな。骨。土に汚れた骨。手の骨?人骨?骸骨?それからは出てきたその手に沿って土を穿っていく。

「おおお」

そうして幾ばくかの時間を掛けて掘っていき、ようやく骨の全容が出た。全身が出た。

「骨じゃん!」

完全に骨じゃん。骨だよこれ。骨だ。全身の骨。膝を抱えるようにして横になって。体育座りの状態で横になってるみたいな骨。片手は伸びていたが、もう一方の手は膝を抱えている。全身の骨。

伸びた片手の骨を掴んで持ち上げると、いくらも持ち上がらないうちにボロボロと零れた。もうそれ位脆くなっているらしい。

それから一旦家に帰って、ゴミ袋を持ってまた更地兼埋蔵文化財調査地に戻った。出てきた骨をなるべく全部袋の中に収めていく。形はこの際もう良いかなって思う。形状。残っていた時の状態っていうか。その時の形状とか、状態とかそう言うのはもうこの際どうでもいいかなと思う。思った。とにかくなるべく全部の骨、全骨を袋に入れていく。入れていった。

「んあ?」

その途中、体育座りして片手で抱えていた膝の間から何かが落ちた。

「おお?」

落ちたそれを拾い上げて、土を払いのけてよくよく見ると、

「SanDiskって書いてない?」

あのnとDの所がかっこいい。SanDiskって書いてないかこれ。SanDiskって書いてるな。絶対に書いてるなこれ。SanDiskって書いてる。間違いなくSanDiskって書いてる。SanDiskのUSBメモリーじゃないかこれ?

Amazonとかで【 サンディスク 正規品 】5年保証 USBメモリ 64GB USB 2.0 超小型 SanDisk Cruzer Fit SDCZ33-064G-JA57って名前で売られてるやつ。親指の爪ほどの大きさの。TP-Link WIFI 無線LAN 子機 11n/11g/b デュアルモード対応モデル TL-WN725Nみたいなやつ。

で、TP-Linkじゃなくて、SanDiskって書いてるから、これはUSBメモリーじゃないか!

「USBメモリー落ちてるじゃないか!」

埋蔵文化財調査地にUSBメモリー落ちてる。64GBかどうかはわからないけど。SanDiskのUSBメモリー落ちてるじゃん。何?中に何入ってるんだろ?

袋に入れた骨は全部その場に戻した。骨を入れた袋をそのまま逆さにしてざあーっていう感じでやったから、元通りとはいかなかったけど、とにかくSanDiskのUSBメモリーが手に入った今、骨なんて、しゃれこうべなんてどうでもいい。どうでもいいじゃん。どうでもよかった。そんなものに現を抜かしてる場合じゃなかった。

それから掘った土をなるべく元通りに戻して、穴を埋めて、

「めんどい、もうめんどい。敗戦後に防空壕を埋める人位めんどい」

ってなりながら、とにかく埋めて。

「いい?これでいいね。いいな」

最後に足で地面を踏み固めた。それから自分の足跡がその場に残らないようにシャベルで足跡を一個ずつ払いながら後退して、ビニールテープの外に出た。最後にシャベルを更地兼埋蔵文化財調査地の奥の方にやり投げの要領で投げ飛ばした。

それから家に帰ってシャワーを浴びると、全身から思った以上の土が、体からも頭、髪の毛からも出てきた。服も靴も思った以上にどろどろになっていた。風呂上りそれらをしゃれこうべを入れる用に持ち出したごみ袋に入れて、夜のうちにゴミステーションに出した。

それからとりあえず真紅になって血豆の気配がある両の手にオロナインを塗って一旦寝た。疲れていたんだろうと思う。横になって布団をかぶって、布団の中が温かいっていうのを理解した瞬間すぐ意識が途切れた。

10時間寝た後、全てが夢だったんじゃないかと思ったりしたが、全身を襲う筋肉痛と、テーブルの上に置いたままにしていた土に汚れたSanDiskのUSBメモリーが現実の出来事だったんだと教えてくれた。カーテンを開けると外には雨が降っていた。

「……」

で、その日は拾ってきたSanDiskのUSBメモリーを乾かして、差す所に詰まっていた土も全部綿棒とかで綺麗にしてから、どうしたもんか考えた。

「いきなり家のパソコンに差すのは怖いな」

怖い。すごく怖いじゃないかそれ。

んで考えた結果、立てこもり犯も輩出したことがある大宮のネットカフェまで行って、そこでUSBメモリー使ってみようという事になった。まあ、そもそも長い間土中にあって、既にぶっ壊れてるかもしれない。それはそれでね。仕方ない。今ちょうど、ルミネも10パーオフだし。まあ、それフックで。ついでっていうか。そんな感じで。ラフい感じで。

USBメモリーとスマホと財布と家の鍵を持って家を出て、バス停に向かう。その途中でちょっとだけ更地兼埋蔵文化財調査地となってる場所を見た。特にまだ何も始まっていない、誰もいない。雨。

バスに乗って浦和駅まで行き、そっから湘南新宿ラインに乗った。上野東京ラインだとさいたま新都心で止まるけど、湘南新宿ラインは止まらない。

大宮駅に着くと、脇目もふらずソニックシティ側に出てネットカフェに向かった。ネットカフェで一人用のリクライニングシート席をとりま3時間パックでとって、上着を脱いでハンガーにかけて靴を脱いでリクライニングに座った。

「ふー」

一息ついて、それから徐にUSBメモリーをパソコンにぶっ差した。

壊れていませんように。そう願いながら差した。

ややあってフォルダが開かれて、

「うん?」

中には『ラジオ英会話バックナンバー2200年〇月〇日』という名前が付いている沢山の動画ファイル。

「2200年代?」

今、2022年だよな。え?そんな事を考えながら、パソコンに引っ掛かってるコードでぐるぐる巻きになってるヘッドフォンをコードを解いて頭に装着した。そしてその中の一つ、一番上にあったファイルをダブルクリックした。

「ンアアアアン!オウ!ファック!オウ!ファック!」

起動したらいきなり耳に海外産のAVかあるいは、そういう分野のASMRっていうのか。いや、

「イグイグイグイグ、イグウウウウ!」

イクって言ってる。日本のかな?

あ、催眠音声?

そういうのが流れ出した。ラジオ英会話じゃないのか?と思った。蒼白い光を放つパソコンの画面以外真っ暗なネットカフェの個室。その光の中で得体のしれないラジオ英会話ってタイトルのASMRなのか催眠音声なのか、なんなのかを聴いてる自分。

リクライニングに座った自分の下半身を見ると、いつの間にかチンポ出してそれを自分の手で扱いていた。勃起していた。で、あ、やべ、イク。ティッシュ。掴んだ数枚のティッシュで亀頭を覆った瞬間、

「イケ!」

って耳に聞こえて、精子が出た。すごい勢いで出た。十代みたいに出た。滝を登って龍になる鯉のような勢いで出た。どぅん!って出た。精子。

その後も、ヘッドフォンの中から、

「イケイケイケイケイケ!」

って聞こえて、その度に、自由に射精を操作できる人みたいに出た。どぅんどぅんどぅんどぅん!って出た。金玉と心臓がキューってなった。眩暈がした。

それから一回ネカフェを出て、友達の高瀬って言うのをLINEで呼んで、もう一回そのネカフェに今度は二人でペアシートで入った。

「これ聞いてみて」

「何どうしたの?」

来たばかりの高瀬は言われるがまま躊躇なくヘッドフォンをした。それから自分の時と同じようにチンポ出して横に自分がいるのも構わず射精した。その後も続けて二回三回と射精していく。

自分はそのチンポを口に咥えた。

「なっ!?」

上からそんな声がしたけど、払いのけられるどころか更に頭を押し込むようにしてきて、喉チンポに勃起した高瀬のチンポが触れた。息苦しかったけどその息苦しさでまた勃起する。

今度はきっと触れなくても、扱かなくても、吐精する。

2022年3月6日公開

© 2022 小林TKG

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"OPA2(合評会用文字数調整感想貰おう版)"へのコメント 22

  • 投稿者 | 2022-03-22 21:11

    最高でした。特に一心不乱に穴を掘るシーンの文章が好きです。自分でも何かよくわからないものを求めて穴を掘った結果、快感がやってくる無我の境地、あるいは悟りにも似た体験?が描かれている気がしました。
    酔っぱらって読むとトリップできます。

    • 投稿者 | 2022-03-24 05:58

      感想いただきましてありがとうございます。
      穴掘るシーンよかったですか?あざます。
      「きっと誰かにはこの穴掘るシーンに対して」
      こんなに穴なんて掘れるか!
      「って言われるんだろうなあww」
      なんて思いながら書いていましたので、最初にこのような感想をいただけたのは幸いの極みでございます。是非、沢山お酒を飲んで酔いに酔って読んでいただきますようよろしくお願いいたします。

      著者
  • 投稿者 | 2022-03-22 21:59

     視点の主を固定し、半日ほどの時間枠で時系列に従って描いており、登場人物も最小限で掌編小説の基本ができている。/主人公の行動は多くの読者が困惑すると思うが、内容にインパクトがあり、独特の面白さがある。ただし、より多くの読者から支持を得るためには主人公の突飛な行動に説得力を持たせる工夫をすべき。例えば、某研究機関でのバイトで開発中の医薬品を飲んだことがきっかけで急に穴を掘りたくなったり性欲が変な方向に向かってしまったとか、ラジオ英会話を通じてマインドコントロールの実験が行われていて特殊な暗示をかけられたなど、手はあったはず。/視点の主である主人公が何者なのか、読み進むうちに若い独身男性だろうということぐらいは察しがつくが、年齢、性別、キャラなどは、できるだけ早い段階で読者に伝わるように工夫したい。/夜に穴を掘る設定であれば、土まみれの出土品が何なのか暗くて簡単には判らないのではないか。/お題のラジオ英会話をもっと物語の中にとり込まないとちょっとアンフェアだよ(笑)。

    • 投稿者 | 2022-03-24 06:06

      感想いただきましてありがとうございます。
      ラジオ英会話というお題を全く、あるいはほとんど無視してるんじゃないかwwという御意見、拝見いたしました。わかりますww。
      「ラジオ英会話なんて別になんの興味もねえから、催眠音声とかそういうASMRにしちゃお」
      って、最初の頃に決めたんです。はい。下手に取り入れようとして、ちょっと調べて書こうとしても結局知ってる人に比べるとその浅さが出るなと。思いまして。ええ。まあ、合評会では毎回そうなんですけど私とかww
      あと他にも色々と貴重なご意見でございあす。あざます。

      著者
  • 投稿者 | 2022-03-23 23:26

    全開版と併せて読ませていただきましたが、調整版はまとまりが良くなっているぶん全開版にあった狂気が抑えられているのが少し残念でした。全開版は書き出しの、家を取り壊している描写からもう小林さんの世界に引き込まれる感じです。エンディングも、個人的には全開版の方のが好きでした。生命賛歌という感じでした。

    • 投稿者 | 2022-03-24 06:18

      わかる。
      あ、感想いただきましてありがとうございます。
      そうなんですよね。おさまりましたよね。調整版って。わかる。
      とりま最初に全開版を書いて、
      「それを4000字に削ればいいか」
      って思って、結構気軽に書き始めたんですけど、全開版を書いてから、
      「これを4000字に?私の私を構成する無駄な部分がほとんど入らないことになるじゃないか」
      ってなって。でもまあ思い切って最初の近所に埋蔵文化財調査地を設定した部分以外前後を全部無くして、で、新しく書き始めたんです。そしたらこうなりましたww。はい。大変ですね。文字数を収めるのって。ねえ?
      あと、生命賛歌とはまたありがとうございます。うれしみで今エレカシの生命賛歌を聴きながら、これを書いてます。

      著者
  • 編集者 | 2022-03-25 15:05

    小林さんの作品は結構射精が頻出するので、春樹を思い出します。完成版と調整版どちらも読みましたが、そこを削るのか! という驚きが溢れて新鮮でした。SFなのに、埋蔵金やらSDカードやらネカフェなど90年代っぽいアイテムが頻出して、自分の世代には身近な感じがして良かったです。このまま掌編でまとめる方向よりは、長編にまで突き進んでいってほしいです。

  • 投稿者 | 2022-03-25 21:06

    感想いただきましてありがとうございます。
    マジですか?村上チルドレンですか?そうですかあ。ありがとうございます。で、調整版がこうなったのはもうあれなんです。絶対に4000字で収まらないってわかったんですね。全開版を書いた時に。絶対に無理だなって。これをそのまま4000字にしたら絶対に面白くならないなって。なんか並べただけみたいになるなって。だからもう、調整版はこんな感じになりましたね。はい。まあ、これはこれで面白かったですけどもね。ええ。あと長編ですかあ……(遠い目)、長編だとどうなるんですかね。わからないですねえww

    著者
  • 投稿者 | 2022-03-26 13:35

    この短い字数に次から次へといろんなものが登場して何だかよく分からないけど読み進めさせられ、何だかよく分かんないけど、ああ面白かったなあ。
    何か、何か、ときて、はあ、はあ、からSanDiskが出て型式モデルのアルファベットの羅列が続いた後、イグイグイグって、もうこの独特のリズム感たまりませんね。何だか分からないけど好きです。

    • 投稿者 | 2022-03-26 16:40

      感想いただきまして、ありがとうございます。
      サンディスクとTPリンクの部分はあれなんです。あの書いてる部分をドラックして青くして、右クリックでGoogle検索したら、すぐにAmazonとかでそれぞれのメーカーのが開けるなって、で、それぞれの商品の閲覧が簡単にできるようになるなと思いまして。はい。だから、他の部分を削ってもあれは、あれだけは完品で残しましたww。ありがとうございました。

      著者
  • 投稿者 | 2022-03-26 21:48

    小林さんの話を読んでると、出身も生活圏も近い気がしてきています。加えて、私と小林さんの作品だけ、お題が別のものになっているのではないかなという気までします。
    私の話の元ネタは金子光晴が書いていたフランスの芸人です。
    『お題』(我々二人の)に対する小説での純粋さ、実存的な描写では小林さんに軍配が上がりますね。

    • 投稿者 | 2022-03-27 08:47

      感想いただきまして、ありがとうございます。
      私のラジ英はもう完全にあれですよww。ぶっ飛ばしたんで。はい。書く前から。考える段階からぶっ飛ばしてたんでww。ええ。ラジ英なんて興味ねえんだよこの野郎!っていう気持ちで書いたんで。はい。それはもうあれです。駅前居ぬき名前貸し物件のような感じですけども。
      でもわくさんは、その努力をされたんじゃないかなと。思いますけども。なんとかしようという、なんとか使用しようっていう。そういうの。だからわくさんのあの小説は何か、物悲しさもありつつ、でも救ってくれたじゃないですか。救ってくれた人が出てきたじゃないですか。最後。だからわくさんのは良かったですよ。私はわからないですけどもww。それに落ち着きが無いよまず。わくさんのとか、他の人みたいな。

      著者
  • 投稿者 | 2022-03-26 23:30

    オリジナルの方が好きです。
    所々にドコモユーザーみを感じられるワードが散らばってますね。蛇足ですが今はdWi-Fiがありますよ! 永年無料というパワーワードはなくなりましたが……。寂しい。
    何かを求めて一生懸命掘り続けるところが好きです。ホテルの未来感も。
    縮小版は混沌としすぎて現代アートみたいだけど、言葉通りこじんまりとおさまったように思いました。
    でも小林さんの文章は名前を隠していても分かるオリジナリティがあってやっぱりすごいですね。

    • 投稿者 | 2022-03-27 08:59

      感想いただきまして、ありがとうございます。
      dWi–Fiはあれですよね。なんか、永年無料時のWi-Fiに比べて、こっそりやってる様な気がしますよね?それよりも今は、ドコモでんきとかありますけど?みたいな。
      で、正直なところ、私は今回のこの全開版と調整版の二品において、皆様から、あ、無論読んでくださった皆様から、
      「調整版とかちゃんと文字数に収める事出来るじゃん。全開版はあれだよ。あれだったよ。文字数多いけど、調整版でいいよ。十分だよこれで。これ以上入らないよ」
      って言われるもんだと思ってました。はい。だからなんか全開版の方が好きっていうのは、そう言っていただけるのは、マジ嬉しいんですけど。ええ。尊み。尊み秀吉。あざーす。あ、大丈夫ですよ。私は古いと言われるような用語もバンバン使う事に抵抗ないんで。ええ。ありがとうございます。

      著者
  • 投稿者 | 2022-03-27 20:31

    冗長性の高いゆるい語りに味がある。夢の中の出来事のような展開もいい感じ。そのオーパーツは未来から来たわけではなく、考古学者が秘蔵コレクションをたまたま落としてしまったのだろうと思った。つまらない解釈しかできず、ごめんなさい。

    • 投稿者 | 2022-03-28 01:15

      感想いただきましてありがとうございます。
      冗長性の高いとはまた、IT用語のような語句でございますね。ありがとうございます。夢というか、幻覚というか、幻想というか、妄想というか、以前の合評会の感想でそのような感のあるお言葉をいただいておりましたので、それ以来多少気を付ける様にはしてたんですが、今回のこの調整版は、やりたいことを無理やり枠内に収めたような感じがあるので、若干というか、まあ多分駄々洩れ的にそういう感じは出たでしょうねえ。ええ。大丈夫です。あざす。

      著者
  • 投稿者 | 2022-03-28 15:49

    最初、これ饒舌体にする必要、というか必然性あるのかな、と思いながら読んでましたが後半ぶっ壊れたあとに振り返るとむしろこの文体だからイケたんだな、と納得しました。お友達の高瀬は登場が唐突かつ最後の方だったんで、途中で何かの引き合いに出しておいても良かったかな、と思います。

    • 投稿者 | 2022-03-28 19:51

      感想いただきましてありがとうございます。
      高瀬が最後の方に突然に出てきた件なんですが、わかります。その通りだと思います。ええ。
      全開版を単に縮小するだけの調整版なんて意味ないから、最初は調整版の主人公を女性にしようと思ってたんです。そう思って書いてたんですが、最後のあたりでふと、
      「男にして、男のチンポを咥えた方がみんなびっくりするかな?」
      って思ってww。
      で、そういう形にしました。はい。で、後はもうあれです。高瀬に文字数を割きたくなかったんですねww。高瀬なんてどうでもいいんですもん。高瀬の事を詳しく書くくらいなら、もう一ネタ。っていう感じでした。単に最後に突然出てきた男のチンポを咥えたかっただけなんです。ええ。ありがとうございます。

      著者
  • 投稿者 | 2022-03-28 18:12

    最近射精小説が流行っているのでしょうか。射精行為自体がとんとご無沙汰になってしまったのでオルガスムス感を身近に感じることがまったくできないのですが、勢いがあってよかったと思います。ていうかうっかり星5入れてしまったのでお受取りください。

    • 投稿者 | 2022-03-28 19:59

      感想いただきましてありがとうございます。
      射精小説が流行ってるんですかねえ。どうなんですかねえ。でもまあ、便利ですよね。射精とか勃起とか、お手軽に変態感が出るから。
      そういうインスタントラーメン的な使い方はしたかもしれません。私は。でも他人様の話の勃起とか射精はもっと高尚ですよきっと。私のは単に頭悪いだけですww。
      ありがとうございます。

      著者
  • 編集者 | 2022-03-28 18:14

    聞きたいような聞きたくないような。近未来の人口増産推進装置か何かと思ったが、どうもそれほど優しい装置ではなかったようだ。サンディスクの人も喜んでくれると思う。

    • 投稿者 | 2022-03-28 20:02

      感想いただきましてありがとうございます。
      これによって0.1%でもサンディスクの売り上げに貢献出来たら幸いです。別にサンディスクに特別な思い入れがあるわけじゃないんですけどもww。語感がいいんで。あとnとDの所がかっこいいんでww。

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