****年のフルーツボール(6)

****年のフルーツボール(第6話)

ほろほろ落花生

小説

1,283文字

まわりまわってやっぱり俺ん家かい、とばかりに四つ野を掘り返しにおうちへ戻った高橋ちくわ。敵も味方も入り乱れての、ここほれワンワン。感動の最終回を見逃すな!

****年

何かを予感させるような夏の夜の匂い。遠い野生の(うず)きを感じさせるなまぬるい闇の中、五人の男女がひそやかに笑いさざめいている。

「ガリ、もう少しマジメに掘りなさい」

「せんせ。そんな笑いながら言っても説得力ないから。普通もう死んでるっしょ」

「まあ、とろとろ半生コラーゲンになるまではもう少しかかるでしょう」

「あいつ死んでたら俺たちどーなるんスか」

「お前が実行犯だろ」

「にしても、やっぱちくわさんの家ってほんとヤバイですね。ヒト住めるんですかここ」

「だいたいなんでお前、オレの家知ってんだよ」

「まあいいじゃないスか。細かい話はぜい肉らしくないですよ。四ッ野死んでたら、それはそれでいろいろできるわけだからこのままもうしばらく埋めときましょうか」

2007年8月14日公開

作品集『****年のフルーツボール』最終話 (全6話)

****年のフルーツボール

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© 2007 ほろほろ落花生

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ひきこもり ロリ ヲタク 中年 最終回

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