ぱるんちょ巡礼記 巡礼詩集

布団の中の祈りから、精神病院、そして労働へ。引きこもり青年の社会復帰の旅は、現代社会に疲弊しきった詩人の魂の彷徨となる。破滅派きっての詩才を誇るほろほろ落花生による連作詩集。

となりをみて/ひとりの男は思う/こいつ、泣いてるのかな/泣いているのだとしたら、なんとかしたいな/なんとかしたいけれど、なんともできないな

¥ 199

  1. 完結済み ( 2015 年 8 月 15 日 〜 2015 年 8 月 24 日 )
  2. 10 作品収録
  3. 34,672文字

Authors & Editors 執筆者・編集者

ほろほろ落花生

ほろほろ落花生 編集・執筆

How people say みんなの反応



4.5
10件の評価)


  1. 頭を打ち付けたくなるような切なさや、せせこましさや忙しなさとは無縁な、自然体とはある程度矛盾している筈の無駄のなさから生まれる速度、そしてその無駄の中には呼吸さえ含まれているのではないかと著者に聞いてみたくなるような透明な密度による、構成とか構造という言葉さえ拒むような世界を体験出来る作品。何かを与えるだとか導くだとかの、本来詩には一片も在ってはいけない物から、どこまでも遠く離れてただ、詩と向き合ってそこに身を浸す事が出来ました。本当にありがとうございます。

    Amazonレビュー
  2. 東京、精神病院、海へ至るまで。巡礼は行われ、ついにまとめられた。
    文章にはピリリとスパイスが効いている。言葉はすうっと胸に入ってくる滑らかさ。
    魂はお布団から何処へ向かうのだろう。

    Amazonレビュー

ログインしてレビュー

Works 掲載作一覧

  1. 1

    布団からの連祷

    • ほろほろ落花生
    • 2年前
    • 2,609文字

    詩人が巡礼に出ます。
    さくさく読めておいしさがある連作詩集を目指します。

    第1章は布団。
    布団は大変なところです。気をつけてください。

  2. 2

    僕はきみがなつかしい

    • ほろほろ落花生
    • 2年前
    • 3,676文字

    第2章はいなくなってしまった友人を偲びます。
    ちなみにカフェごはん好きの男は滅びればよいと思います。

  3. 3

    きちがい病院

    • ほろほろ落花生
    • 2年前
    • 6,216文字

    第3章は閉鎖病棟が舞台となります。
    この世界と同様、あまりたのしいところではありません。

  4. 4

    色彩検定

    • ほろほろ落花生
    • 2年前
    • 2,094文字

    第4章は意匠について。
    どこかにいるもろい人のために。

  5. 5

    退職願い

    • ほろほろ落花生
    • 2年前
    • 2,602文字

    第5章は退職します。
    だからなんということでもありません。

  6. 6

    あじゃ、てい

    • ほろほろ落花生
    • 2年前
    • 1,503文字

    第6章はへんてこです。
    自己検閲をかけるとき、人間はけっこうきわどく自分を試みているのではないでしょうか。

  7. 7

    デイビッド

    • ほろほろ落花生
    • 2年前
    • 1,312文字

    第7章はデイビッド。
    うさん臭いと感じた人がいるなら、あなたの中に根拠があるはずです。

  8. 8

    忘れなんこう

    • ほろほろ落花生
    • 2年前
    • 1,269文字

    第8章のテーマはおくすり。
    業務用ローションにはポエジーがあります。

  9. 9

    ファースト・コンタクト

    • ほろほろ落花生
    • 2年前
    • 1,522文字

    第9章は生まれてこなければよかったということです。
    反出生主義は今後検討されるべき課題だと思います。

  10. 10

    • ほろほろ落花生
    • 2年前
    • 3,922文字

    終章です。
    海にはご都合主義的な快楽があります。おつかれさまでした。

¥ 199

AmazonのKindleストアで購入できます。

この本を購入する

※ Kindle以外にもスマートフォンやPCの無料アプリで読めます。

Kindle for PC | Kindle for iOS | Kindle for Android