短編から長編まで、多彩なジャンルのフィクションが揃っています。破滅派らしい物語をお楽しみください。
舌たたたたたたたたたたたたたたたたたたた
はなしはなしはなしはなしはなしはなしはなし話
この作品はたしかに間違いなく百合小説なんです。
シリーズ名こち亀片手に考えてみた
「そりゃあ舘が悪い。」「いいですか、おもしろがるのは勝手。あんたがたは、芋煮をつくればいいの。」「あとは舘のせいにしたらいいです。」
三月の下旬、もう春めいた頃に生まれた子供が十五年後にはあらゆる大木を尽くなぎ倒す人物になろうとは、親でさえも思っていなかった。 彼は幼いころから嘘つきだった。そのことで大人によく叱られたらしい。…
作中の「拝腸教」の箇所は、近年の腸活ブームより前に書かれたもので、或いは少々色褪せがしておりますけれども、かつて奇想と信じ、鈍脳に鞭打って書いたものを、敢えてそのまま。
特に何があった訳でもないけど、彼は深夜に散歩する。永久に。カタカタと音を立てて、散歩する。どこがカタカタと音をたたているのかは分からないけれど、必ず、彼の歩きにはカタカタと音がする。
「こんにちは、太陽神熱烈鱗粉丸破棄王(たいようしんねつれつりんぷんまるはきおう)です」 「代打裸墓血二百八十六点五世(だいだらぼっぢにひゃくはちじゅってんごせい)です」
…
ペンウィー医師が死んだ。その事実は街中を医療メスのように駆け巡った。しかしこの事実は噂のように街という皮膚を切開しない……。つまり、この事実を使って街中の情勢を探ったり、情勢の動きを予測すること…
息苦しい。喉元に鉄球が挟まっているような感覚がある。深呼吸をしても溶けてくれない。深呼吸をするとむしろ喉元が狭まってゆく感覚がある。息苦しいから文章を書いた。自分を脱ぎ捨てたい。どんな体勢で居て…
この世は水槽の中の脳が見た夢というほど甘くはできていないだろう。あなたがクズにせよエスタブリッシュメントにしろ、それがあなたの人生の現状での答えだ。
黒山羊さんからお手紙ついた。 白山羊さんたら読まずに食べた。 仕方がないのでお手紙書いた。 「さっきの手紙のご用事なぁに?」
山羊になろうとしないなんて格別だ……。それから僕はピラミッドの上から覗く景色によってその日のサンドイッチのカクテルを決定する……。ミリ単位の調節によって人々の容態が狂ってゆく……。朝日を見出し、…
青春のひとこま。
このペンウィー医師という医学者に自らの生物的な健康を委ねてもいいのだろうか……。初診の患者は誰であれ同じような挙動に陥る……。受付カウンターで診察券を取り出す時……。カウンター越しに受付係の女に…
幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻幻7
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