ミスター・ブラウンストーン

山谷感人

エセー

789文字

 良い便りを有難う。

 こうした縁で駄文をアップしていると何度か、破滅派のサイト経由でメッセージを頂く事も有る。
 所謂、その雑文に対しての感想だ。大変、コレは活力になるモノである。
 私はTwitterを五年くらい前に「コレは無駄な依存症になる」でヤメたのだが、有った事がなくとも明治〜昭和中期の日本文藝に詳しい方や、お馬ちゃん研究家や、単なる互いにアルコール依存症などなど、そうした人々と交流をして愉しかった追憶しか、ない。Twitterをヤメたのは前記した様に自己都合で、あくまでもノリでしか非ず。毎日、喰らっていた好きなケーキを止めたみたいな感じだ。だが然し、例えとして述べただけで僕は甘いモノは食べないが。
 基本的に私は、ミュージック六十年第から八十年代後半のアメリカンロックが好きなのだが、ソレに詳しい方と出遭えた訳である。諸々な事を教えて頂いた。感謝しか無い。ガンズ&ローゼズ!
 彼のロックに対する知識は「プロのライターに今すぐなれる」程のレヴェルで有ったし兎に角、ユーモアセンスが素晴らしかった。
 私は以前、ヒッピーをしていて諸々な國、諸々な人間を見て来たし、国内でも現在も含めて流浪生活の暮らしな故、所謂、大多数の人間と関わって来た自負は、遜らない。
 その中で彼は三本の指に入るユーモアセンスの持ち主で有った。基本、短文で纏めて笑わせるセンスが天性で有る。
 その彼から今夜、急にTwitterから居なくなった山谷感人を検索してメッセージしました! なるメールが来た破滅派経由で届いた時は心底、嬉しかった。更に「ちょっと人生に疲れた時、貴方を思い出して、すみません」の台詞が粋であった。
 すみません、ではなく、ソレは駄目人間を演じて来た私に対する最高の褒め言葉なのである。
  彼のロックエセーを世の中に広めたいモノだ。その時、私は感想として「ミスターブラウンストーン?」と述べたい。
 探して呉れてサンクス。

2023年6月29日公開

© 2023 山谷感人

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