国会中継を聴きながらドライブ Go!~日和見~
先の大戦で、日本はエリートの種を尽く失った。次代を担うべき優秀なエリートから率先して戦地の先頭に赴き散っていった。軍部の専横により、無為に生命を辺境の地に散らかしたのだ。
昭和20年、日本男子の優秀な遺伝子は尽く途絶え、荒廃した国土には子供と老人、敗残兵、中壮年、そして器量優秀な女子の遺伝子だけが残置されたのだった…。
GHQは、勤勉な日本人の貯蓄性向とそのマッチポンプの潤沢な国債(内務金回り)の錬金術を警戒し、次の戦争遂行を封じるべく財政法の罠を仕掛け、大蔵省(および日銀・金融監督庁)の筋を掌握した。
心ある官僚らは一計を案じ、管轄違いの郵便貯金を原資にした財政投融資の仕組みを講じ、あるいは農協資金を確保した。
日本検察は、占領統治の落ち度(瑕疵・不正)の端緒を掴んだ。功罪半ばのバーターによりGHQは日本検察と握った。そうして連綿と官憲検察権力の仕組みが温存された。
一方、姑息な小役人らは、戦争遂行の為につくり上げた戦時企業体制を平穏かつ公然と維持する事を画策した。GHQは占領統治の合理性を考慮して、功罪半ばの小役人ら策動を容認し、敢えて巧妙に利用したのだ。
戦争翼賛の隣組は町会(自治会)として残置され、相互監視と同調圧力の仕組みが維持された。GHQ(民政局)の青年将校は、教育現場に浸透するべくPTAを設置した。
やがてGHQは去って行った。組織と予算だけが残置されたPTAは、ご多分に漏れず官僚社会主義へと転化し、フリーライドの小役人ら利権と化して今の世に佇んでいる。平穏かつ公然と。
米ソ冷戦の中で朝鮮戦争の特需が起こり、地政学的な要衝に位置する日本では先端兵器の下請け産業が勃興した。
トヨタをはじめとした日本企業は、米国基準の要求水準をはるかに超えるクオリティのプロダクトを製造し、期日を守り、安価に納品し、米国人将校らを大いに驚かせ、感心させた。
日本企業はこの機に乗じて拡大再生産を惜しまなかった。旺盛な設備投資により、日本企業の成果品質は飛躍的に向上し、労働分配が向上し、日本国民の生活水準は大いに向上した。
潤沢な公共事業は国土を再興し、有利な雇用を生み出した。税制は土方を著しく優遇し、保守独裁の票田を確保した。そして米国の核の傘の下で従属的な安全保障の体制を確立したのだった。
一党の独裁体制が敷かれる過程において、我が国の統治機構は土木・土建・安保・治安と清濁併せ吞み、保守一党の独裁は、土方・ヤクザと一蓮托生の様相を呈したのだった。
市中では旺盛な民需が起き上がった。程なくして供給が均衡し、企業の設備投資が促進され、日本経済は高度成長の一途を辿った。
当初の円安が輸出を促進した。やがて通貨の為替が見直され、日本の国際的地位は大いに向上した。
団塊の世代は我が世の春を謳歌した。黄金の卵らは、すべからく企業に囲われた。どんな雑魚でも家族を立ち上げ、家を持ち、そしてどんな馬鹿でも大いに繁殖したのだった。
女は夫に失望するが、子供が育ち上がるまで離婚はしなかった。日本企業は、日本男子とその家族の生活を養い続けたのだ。
人の営む社会は連綿と戦時企業体制のまま続いた。日本男子は企業戦士と化し、身を粉にして働き続けた。女は専業主婦となって銃後を支えた。それが当たり前とされたのだ。同調圧力により家事や育児に熱心な日本男子は笑い者にされた。
暇で器量優秀な主婦らは子どもの教育に熱心だった。江戸時代の昔から良好な素地を有していた日本の教育水準ではあったが、厳格な家庭教育が浸透して日本人の教育レベルはより一層の向上を果たした。
税制をはじめとした統治の仕組みは旧態依然とした戦時企業体制をトレースした。いつしか55年体制の矛盾の谷間に落ちて取りこぼされた人々の怨念が積もりに積もった。
そうした怨嗟の声を、機微に通じたカルトがかすめ取った。留飲を下げた人々はカルトに帰依し、依存した。政治の不作為により、大勢の人々がカルトに取り込まれた。世帯の資産・所得が収奪され、半島に融通、大陸に献金された。政商が振り付け、口入屋が中を抜き、方々の政治資金に洗浄された。政治屋は、大陸にODAをばら撒いた。外務省チャイナスクールがカルトと結び付いた。土木・土建利権と密接不可分の関係性を有するリゾート開発・旅客・貨物運送業界を総会屋が牛耳った。
米国は、市井に拡がる怨嗟の声の数々が共産主義陣営に取り込まれる事を大いに危惧した。米国情報機関は、カルトの人海を(日本の赤化を防ぐ)防波堤として位置付けたのだった。
追認増長したカルトは、独善的な統治機構と経済を志向した。その一部はテロを引き起こし、国家権力により粛清された。
大いなる国家権力に臆したカルトは、背に腹は代えられない自らの組織防衛の為、独歩・先鋭化の路線を改めざるを得なかった。そうして、国家権力への融和とより一層の浸透を画策し、今日に至る。
ゴリ押しの特定秘密保護法は、カルトの浸透を心配したNATO≒米国からの要請(懸念・遺憾)によるところが大きいものと考えられる。
□日本におけるカルト教団およびセクトの規制(カルトの特徴)
日本に巣食うカルト規制の肝は、二世三世問題の解決である。カルト信者二世三世の強制入信の態様は、子どもらの自己決定権、信教の自由を侵害しており、カルトが個々人の内心の自由に干渉する反社会的行為である。国際基準の人権意識を鑑み、早急に解決されるべき政治の優先課題と認ム。
日本のカルトは(先進諸国の中で)日本でしか大金を集めていない。諸外国でも布教はしているが、決して大きな金は集めない。むしろ日本人から巻き上げた金を用いて(先進諸国の)メディアや政界人脈を懐柔しようと躍起である。
であるが、各国情報機関の監視対象である。日本人だけが日和見。欧米の重鎮らエスタブリッシュメントからは警戒されている。
さてはて、瀬戸際大臣の浅ましさをご覧なさい。いまや日本の政治屋稼業は世界の笑い者である。カルトの票田に依存し、カルトの票田を欠いたら当選できない議員があまりにも多いのだ。そんな無能な閣僚の面々には官僚も呆れているはずだ。
とはいえカルトは官僚機構にも相当に浸透している(警察も例外にあらず)。日本人は恥を知るべきである。
日本に巣食うカルトは、専ら日本人からだけ資産・所得を収奪し、オフショアに資金を埋蔵している。潤沢な資金を融通して大陸・半島を利し、まことしやかに日本の政治に干渉したがる。
殊更に、大陸での布教は禁止されているのにもかかわらず、ケツなめセクトと化している。
<<要は>>当該の特徴だけを抽出して規制すれば、日本のカルト問題は概ね解決するのである。統治機構・行政機関に干渉しない限り、市井のカルトは泳がせておけばよろしい。公安の監視下において。
敵性分子を醸成し敵性国家(仮想敵国)を利して憚らないカルトは(政治として)規制するべきである。
カルト界隈における信教の自由というものは公共の福祉(すなわち国体の護持)に競合する場合がある。オウム真理教を粛清した理由がそれである。故に、健全な独立国家において両者の比較衡量は必要不可欠な政治課題であるといわざるを得ない。以上 カルトのBBA陰核
斯様にして、反社やカルトという存在は宗主国にとって用済み、むしろ邪魔、という事なのかもしれない。レームダックの自民党は如何か。それは心配ない。宗主国にとっては好都合だからである。従って、その政権を維持する仕組みは温存されるはずである。万が一、有能なリーダーやイノベーターが出現したら潰される。育ちの良い二世三世は好まれる。一代叩き上げの実力者は警戒される。想定外のリーダーシップは嫌気されるのだ。
"ケツなめセクトと、瀬戸際大臣(噴飯)と、カルトのBBA陰核"へのコメント 0件