今年の童話祭は流れ星

小林TKG

エセー

2,546文字

以前、このような事を別所のブログで書いたんですけど、もう少し書きたくて来ました。あと普段こういう事ばっかり考えています。それから、こういうのを書ける自分の破滅派活動経歴でよかった。

破滅派というこちらのサイトを発見した際、私の中の陰鬱とした部分をこちらに投棄、投棄というのは言葉が悪いかも知れませんが、投射、投射投影出来たらなと思いました。

 

それまでは、なろうなんかに主に話を投げてきた私ですが、なろうというのはいかんせん、私の初めてのSNS(あれがSNSかどうか正確な所は知らない)の場であり、それであるがために、話もノンジャンル的な投稿の仕方をしていたのです。思いつくまま、気の向くまま、というか。自身のキャラクターが定まっていなかった。自分でも自分がどういうものなのかわからなかったというか。

 

それ故に、暗い話を投げることに抵抗がありました。なんとなく。なんか空気が違うというか。これはどうもなろうじゃないなあ。って。他の人だったらいいかもしれないけど、私のなろうじゃないなって。普段馬鹿みたいな話しか投げてないのに急に、これがあると、私自身がなんか気になる。作品一覧の中にそれがあると、目につく。

 

このような考えを持つに至ったのにはアメブロの影響を語らない訳には行きません。アメブロでは主に、闘病の過程であるとか、義母との関係であるとか、驚きの請求金額であるとか、文化の違いであるとか、そういうものが求められる傾向にあります。もちろん統計を取って確認したとか、そういうわけではありません。しかし日に何度もやってくるアメブロの通知の内容は大抵そういうものでした。

 

こういったものを繰り返し見るにつけ、私の中で、

「場所ごとに、好まれる話が違うんだな」

という考えが、土壌が出来上がっていったのです。

 

それに加え、アメブロには実家の父母への通知を行ってるという面もありました。アメブロだけは実家の父母にその存在を教えていたのです。

「これをやってたら、私は生きてますから」

というような感じです。

 

それは多分、アメブロが私にとって二つ目のSNSだったからでしょう。自身のSNSでの活動を他人に教えるのは恥ずかしいことこの上ないと思っています私です。なろうで話を書いてるとか、教えたくない。絶対に教えたくない。でも、日常的な経過を書き込んでいるアメブロなら。ですから、ここに一つのラインを私は設けました。アメブロはそういう所。そういうラインです。

 

しかし、日常がいつ何時も平穏かと言われたらそうではありません。パソコンが壊れたりとか、あと嫌なことがあったりとか、本来根暗な私ですから、ちょっとしたことですぐダークサイドに落ちがちなんです。

 

で、最初期の頃はそれも含めてすべてアメブロに投下していましたが、それ以外にはけ口が無かったから。でも、それもやがて不安になってきたんです。

「実家の人も見てるのに、あんまり根暗な感じを出すのもどうだ?」

不満、憤懣、それを実家の人が見ている場所にいたずらに投稿するのはどうだろう?いつか電話がかかってくるかもしれない。心配されるかもしれない。心配されたら電話も長くなるなあ。面倒だなあ。

 

そんな訳で、ある日、私はアメブロとは違う場所にもブログを設けることにしました。実家の人が知らない場所に、だからそこだったら暗い事書き放題。

 

そして、二つの場所でブログをやることが私の中の、ある部分を破壊したのか、あるいはそれを一皮むけた的にいい感じに表現するのかはわかりませんが、なろう以外の小説投稿サイトでも話を書くようになって、

 

そしてその結果、まるでギフト、天啓の様に、ようやく敬虔ポイントがたまったのか、ある日のTwitterのタイムラインで破滅派の存在に巡り合ったんです。破滅派!破滅派って言うんだから、そら暗い話書いても大丈夫だ。私も破滅派の部分を持ってるから。これも私に間違いない。そういう私もいて当たり前じゃないか。

 

今もなろうはやってますし、アメブロも、アメブロじゃないところも、破滅派さんもやってます。

 

多様化というにはおそらく、何書いても一緒感がありますが、今の私の方がバランスが方々に取れてていいと思っています。

 

ですから来年は是非、魔法のiらんどとかにも話、恋愛の話を投稿できるようになれたらいいなと、アカウント取得して出来たらなと。恋愛の話も書けたら最高だなって。なろうの馬鹿みたいな感じを下地に、破滅派の暗い部分とか、魔法のiらんどの恋愛の部分とか、そういう引き出しを設けることが出来たらなと。

 

で、そんな中の話なんですけど、星空文庫って言う場所でも話を書いてるんです。なろうじゃない別所。当時、カクヨムという小説投稿サイトが始まるっていう事で、始まった?かな、で、当時Twitterのタイムラインがうるさくて、カクヨムカクヨムうるさくて、で、カクヨムうるせえなんぼのもんじゃいって思って、私は星空文庫にアカウントを設けたんです。

 

それはもう、単純に、抵抗心というか、反骨心的なもので。

 

で、それはもう全然いいんですけど、星空さんだって別に最近話書いてないけど、また書きたいと思ってますし。

 

いいんですけど、

 

今年のなろうの童話祭のテーマが、流れ星なんですよね。

 

で、

 

流れ星って言ったら、星空文庫じゃないかって、今思ってて。はい。

 

「流れ星の童話を書くにあたり、まず星空文庫さんに話を書いた方がいいんじゃないか。筋って言うか」

いや、多分大丈夫なんだけど。

 

なろうも星空さんも私の事なんて知らねえと思うから、大丈夫なんだけど。

 

でも、

 

何だろうか、

 

何か気になる。

 

「へー、星空文庫にアカウント持ってるのに、なろうに流れ星の話書くんだあ」

って、言われないかなあ。

 

言われないか。

 

言われねえよ。

 

あと、そこに更に破滅派の合評会の話を考える部分も混ざりこんできて、それから今週末飲みに行くイベントと、年末実家に帰るイベントと、あと年始の箱根駅伝が楽しみとか、色々と混ざって来てて、今、私の脳内はmarble。完全にmarble。

2021年12月14日公開

© 2021 小林TKG

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