回人三十一面相、泉下で回文ワールドに遊ぶ

合評会2022年09月応募作品、合評会優勝作品

大猫

小説

4,226文字

日頃の回文遊びの度が過ぎて、回文ワールドに転生してしまう暇人のお話。
文字制限があるのですべての回文にルビを振れなかったけれど、回文がいくつあるか分かりますか?
2022年9月合評会参加作品。

※画像の美しい檜扇は「大西京扇堂」https://www.kyoto-wel.com/shop/S81162/のサイトより拝借しました

我が名は回人三十一面相。「怪人」ではない。「回人」である。逆さ言葉の回文にハマってしまい、回文作りにうつつを抜かし、人生の時間をほぼ回文三昧に生きた結果、「回人」という妖怪に変化してしまった者である。

回人爺か?かいじんじいか

いや、爺ではないが、婆とも言えない。年齢不詳、性別不明、職業不詳、住所不定、氏名非開示、身長体重スリーサイズ未詳、あらゆる属性は無意味だ。私は回人三十一面相なのだから。なぜ三十一面相なのかって? それは後から分かるからまあ急ぐな。

急くな、「今やる病」なくせ。せくないまやるやまいなくせ

 

さて、砺波の港となみのみなとで面白い極楽落語ごくらくらくごを見て、「酢で〆た飯ですすでしめためしです」と言いながら寿司を買ったら、いなり足りない。文句を言いに行くと、男女が派手に喧嘩をしているではないか。
関係絶ちたい喧嘩かんけいたちたいけんか」と呟きつつ、止めに入ろうとしたら女に突き飛ばされた。
「何しにここに! 死にな!」

おっとっと、弾みで車道に飛び出してしまった……何やらまがまがしい気配が。

石窯が禍々しい。いしがまがまがまがしい何てこと言ってる場合か。ああ、大型ダンプが!

大型ダンプ、プン! ダタ! ガオオー!

人々の声が遠くに聞こえる。
「誰か轢かれた!」
「血の池、命……」
「だめ、頭ない、どひゃあ! や、ひどいなまた雨だ」
「痛々しい死体たい」

どうやら私は死んでしまったらしい。そういえば昔、「談志が死んだ」なんてギャグがあったな。「男子が死んだ」と言いたいところだが、私は性別不明なのだ。

世は無常と言うものの、こんなに突然人生が終わるとは。これじゃ私の人生は負け戦だ。でも生きとし生ける者は皆死ぬ定め。無数の先輩たちの後に続いたまでのことだ。敗戦人生反省、先輩先人制覇。はいせんじんせいはんせいせんぱいせんじんせいは

今更ながら子供でも残しておけば良かった。死んでいいよ。残す子の良い遺伝子。しんでいいよのこすこのよいいでんし

ああ、父よ、母よ。私のお墓の前で泣かないでください。そこに私はいません。私は住まいにいます。

友よ、もう一度酒を酌み交わしたかった。

悲しみの酒、今朝飲みし仲。

伊丹の友と飲みたい。

伊丹、家内の田舎みたい。

旦那、里は土佐なんだ。

土佐の関取と稀勢の里。

浅ましきは回人の性、死してなお回文が湧いて止まらぬ。いや、こんな駄文を作っている場合ではない、ここは一つ辞世の句を詠まねば。
「辞世世辞」

おおすごい、かなも漢字も回文だ……てなことやってる場合じゃない。辞世だ。

 

世の中は 六道髑髏 儚なの世

よのなかはろくどうどくろはかなのよ

うん、我ながら傑作だ。髑髏となって六道輪廻を巡る凡夫の苦しみに満ち満ちた句だ。どうせなら生きている時に披露したかった。死出の道の薄闇の中、しみじみと辞世の句を口ずさんでいると、どこからか声が聞こえて来た。

雪に咲く魂 また草に消ゆ

ゆきにさくたままたくさにきゆ

ゆるりと鷹揚迫らざる声、それよりも、その回文の見事さに戦慄した。なんと我が辞世に付け句して、短歌に仕立てている。驚き冷めやらぬ私の目の前に二人の人が現れた。ほっそり背の高い人とずんぐり背の低い二人は揃って仙人のような白衣姿だった。
「回文をものする御方とお見受けした、我らと手合わせを願えまいか」

背の高い方が言う。なかなか風格があってかなりの人物のように見える。
「怪しまれるな。それがしは音月竹葉ねつきたけばと申してやはり風雅な回文を愛でる者でござる」
「拙者は依田砧よだきぬたと申す者。お見知りおきを」

二人の名乗りを聞いて私は合点が行った。察しの悪い読者諸君のために教えておいてやるが、名前を逆さに読んでみるといい。さては冥途にいる鬼の一種なのだろうかと怪しむ私に、二人は声を揃えて言った。
「参れ、今」

 

回文連歌は初めてだ。そもそも生きた人間の世ではそんなことをする暇人は誰もいなかったのだが、死後の世界に仲間がいたとは。この際、思い切り回文ワールドを楽しむしかない。そうして私は一句ひねり出した。

朔月の 磨かぬ鏡 野柘植草

さくげつのみがかぬかがみのつげくさ

おお、と感嘆の声が上がり、二人は何やら相談を始めた。ややあって背の低い方がゆっくりと独吟した。

黄泉の都と 常闇の御代

よみのみやこととこやみのみよ

今度は私が驚く番だった。磨かぬ鏡から光届かぬ黄泉の都を導く発想の見事さ、また朔月とは新月の夜のことで闇夜なのだ。

 

こうして私は彼らと次々に回文歌を作出したのである。

柿の実も 北風難き もみの木か

かきのみもきたかぜかたきもみのきか

草の花消ゆ 雪花の咲く

くさのなはきゆゆきはなのさく

 

ねむの木の 共寝の根下 軒の棟

ねむのきのともねのねもとのきのむね

濡れ返すとも 元末枯れぬ

ぬれかえすとももとすえかれぬ

 

何という悦楽、回文が回文を呼び回る回るグルグル。嬉しさの余り私の頭もくるくる回り、勢い余って目の前の二人を題材に短歌を一首仕立て上げてしまった。

砧の音 月白く皆 木の陰か 軒並み黒し 狐の狸

きぬたのねつきしろくみなきのかげかのきなみくろしきつねのたぬき

 

次の瞬間、ボムッ! と白煙が上がり、
「むむ、ばれた」
「ばれたれば!」
「去るさ!」
「仕上げに逃げ足!」

たちまち二人は古狐と古狸に姿を変え、砂煙を上げて走り去った。

 

「ほほほ……良きかな良きかな、長き夜の良きかな」

ふと天上から美しい声が聞こえて来た。さては新手の鬼が現れたのかと身構えていたら、視界がぱっと開けて、声の主が姿を現した。それは目も彩な十二単をまとったお姫様で、几帳を立てた畳に座り、大きな檜扇で顔を隠している。ややっ、これは皇后か宮様レベルだ、と私は足が震えた。無知な読者諸君に教えておいてやるが、それは畳の縁だ。雛人形の畳の柄を思い出すといい。極彩色縦縞の縁は繧繝縁と言って皇族のみに許された柄なのだ。真闇に見た畳に宮様。まやさみにみたたたみにみやさま

驚く私を尻目に姫宮は鈴のような声で即吟する。

中浄き御法 慈悲の偈かななかきよきみのりじひのげかな

春雨小止み 佳き月夜はるさめこやみよきつきよ

都召さる花影の 聖のみ清きかなみやこめさるはなかげのひじりのみきよきかな

 

ああ、なんという雅、さすがに姫ともなると狸とは一味違う。いや、狐や狸もレベルが高かったが、などと感嘆していると、金襴の扇がひらひら揺れて良い香りが漂い、扇の端から涼やかな目元が見えた。
「群草に 草の名はもし 備はらば なぞしも花の 咲くに咲くらむ

むらくさにくさのなはもしそなはらばなぞしもはなのさくにさくらむ

これはいにしえ人が読み給いし回文の歌。まことに韻律整い風雅にして、神韻縹渺の趣がある。そなたの狐と狸の歌も見事見事、さ、もそっとこのような歌を詠んでくりゃれ」

 

気軽にのたまうが回文短歌は難易度が高くて、咄嗟に作れるようなものではない。が、幸い私にはストックがあった。

馬の理知 人馬美し 中果てて 儚し苦痛 万事塵の舞う

うまのりちじんばうつくしなかはててはかなしくつうばんじちりのまう

 

あれは竹馬の友との博打ちくばのともとのばくち、南浦和だった。名馬スマートトーマスに賭けた。ジョッキーは尾崎キザ男。これほどの組み合わせはあるまい。事実、彼らは途中までトップを爆走していたのに、第四コーナー手前で力尽きてしまった。馬券が塵となって舞う辛さ悲しさ、つい思い出して涙していると、姫は扇の陰でふふっと笑った。

 

諸子らが 摘みし撫子 清く咲く 良き子紙垂なし 三つ唐衣

もろこらがつみしなでしこきよくさくよきこしでなしみつからころも

むむっ、いきなり万葉風に「諸子らが」と来たか。教養がないのでいまいち意味が分からないが、姫に対峙するには生半可な覚悟ではだめなことだけは分かる。死に物狂いでやらないと。でもわたしゃもう死んでるんだけどな。

 

こうなったら得意の酒で勝負するしかない、とやけくそでひねり出した歌。

白波の 今朝出た旨し 玉ノ井の また島唄で 酒飲み鳴らし

しらなみのけさでたうましたまのいのまたしまうたでさけのみならし

白波は焼酎だし玉ノ井は日本酒だ、どうだ!

幸い、今度は多少なりとも姫の琴線に触れたようだ。
「島唄……またまた上手し……やんややんや」

 

姫は負けじと新しい歌を詠んだ。

躑躅萩 枝も桜かや たつ袖ぞ 蔦や唐草 萌黄恥じつつ

つつじはぎえもさくらかやたつそでぞつたやからくさもえぎはじつつ

 

花勝負と来たか。苦手なテーマだがなんとか一首できた。

君と待つ 清の若草 仮の世の 梨花咲く川の 良き妻と見き

きみとまつきよのわかくさかりのよのりかさくかわのよきつまとみき

 

嬉しいことに姫はこの歌がお気に召した様子で、何度も何度も口ずさんでいる。

「よき歌、浮世……」

姫に褒められ天にも昇る心地で、いや、もしかしてここが天国かもしれないが、私はすっかり調子に乗って、日頃愛唱している回文早口言葉を披露してしまった。

まさか今逆さ、雅子お子様、逆さまいかさままさかいまさかさまさこおこさまさかさまいかさま

それを聞いて姫は扇を取り落とした。蒼白な顔が私をじっと見ている。

「我が名をなぜ知っている……我が名は……我が名品川……我が名女川……私負けましたわ……イラク落雷……白馬で爆破……感電して死んでんか!」

次の瞬間、バリバリッと爆音が鳴り響き、凄まじい稲光で目が眩んだ。激しい落雷の衝撃で、几帳は吹っ飛び畳は宙に舞い、私は一陣の狂風に遭って虚空に放り出された。何かお気に召さないことを言ってしまったようだ。しかし、感電して死んでんかと言われても、私はすでに死んでいるのだが。

 

目を開けたら白い部屋にいた。

「あっ、気がついた」

ベッドに寝ている私を、看護師らしい数人が覗き込んでいる。

「もう少しでダンプに轢かれるところでしたよ」

まだ夢うつつの世界に彷徨っていた私は、ダンプに轢かれそうになって気を失い、救急車で病院に運ばれ、念のため入院させられたのだと説明を受けて仰天した。

あの回文ワールドは夢だったのだろうか。年がら年中回文に熱中するあまりにあんな夢を見たのだろうか。

しかし夢ではなかった。退院の日に看護師から一本の扇を手渡されたのだ。

「しっかり握りしめていて、離すのに苦労したんですよ」

豪華な金襴地の扇はえもいわれぬ床しい香りがする。見ると扇面に何やら墨書してある。

「三十一文字の回文の奥義皆伝につき、回人三十一面相の名を允許す まさこ」

「まさこさま……」

あの麗しい姫はまさこと言うのか。令和の皇后が回文をたしなむとは聞いたことがないので、歴代の内親王の誰かなのだろう。どなたかは存ぜぬが、これも回文の神様のお引き合わせに違いない。回人三十一面相を名乗る栄誉を賜った私は、この先も回文修行に精進せんと誓いを新たにしたのであった。

いかんかい?

いかん? 回文全部、いかんかい?

2022年9月18日公開

© 2022 大猫

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"回人三十一面相、泉下で回文ワールドに遊ぶ"へのコメント 14

  • 投稿者 | 2022-09-21 22:26

    新ジャンル回文バトルですね! コトダマンみたいなゲーム化できそう。
    思いついてもやりたくないジャンル……! 最後までやりとげるだけであっぱれです! ただ回文すぎて読みにくかったです。しかしこれも回文の性……。
    感電して死んでんか、とかしょうもないのが好きです。人生で一度は日常生活でナチュラルに使いたい回文ナンバーワンです。
    回文じゃないですが「そこに私はいません。住まいにいます」も好きです。

  • 投稿者 | 2022-09-22 20:12

    ブンゲイファイトクラブの本戦に行くやつだと思いました。いや、わからないけど。芸術性が高いやつですよね。恐ろしい。あと、もし私がこういうの書けたら、今なろうでやってる秋の歴史に出したい。

  • 投稿者 | 2022-09-23 23:31

    ちょっと自信無いのですが、59個でしょうか? 個人的に辞世の句とその連句が素晴らしいと思いました。
    回文の方に気を取られてストーリーが追いにくい気もしましたが、こういう作品でストーリーを気にする方が野暮なのでしょうね。冥界でこういう勝負をして勝利を収め、生き返るというのもなんか説話とか日本古典の定型としてあったような、作者の並々ならぬ学識教養を感じました。恐れ入りました。

    • 投稿者 | 2022-09-25 12:12

      わざわざ数えてくださったんですね。ありがとうございます。
      私のカウントでは60個ですがまあ誤差の範囲です。回文創作に必要なのは根気ですので、ヨゴロウザ様は素質があると思います(勧誘)

      それにしても古典の造詣深いヨゴロウザ様にいろいろ指摘いただいて嬉しいです。
      仰る通り冥界下りのお話は、イザナミ・イザナギの話を始め、オルフェウス伝説とかのギリシャ神話、ダンテの神曲も有名だし、『西遊記』にも唐の太宗が地獄めぐりをするお話があり、冥界以外でも「桃源郷」の話や「邯鄲の夢」「浦島太郎」など、異世界モノは古今東西を問わず魅力的なテーマだったのだと思います。能などはもろに冥界(異世界)を扱った芸能ですし、広く言えば浮世絵の「見立て絵」などもその系統だと思っています。そうなると二次創作とかパロディの類も広義の「異世界転生」となるわけで……キリがありませんね。
      そんなわけで今、ラノベや漫画を中心に「異世界転生」モノが人気を呼ぶのも、一種歴史の繰り返しかと思えば感慨深いものがあります。

      著者
  • 投稿者 | 2022-09-24 00:18

    笑いの発作が起きた。これぞ文芸。ちゃんと異世界に行っているのもさらに笑える。星五つの傑作!

  • 投稿者 | 2022-09-24 10:23

    分からないなりに最近ジョイスのユリシーズを読みましたが、そのどこかにこんな章があってもおかしくなさそうだな、と思いました。
    作者の言葉遊びの才に感心すると同時に、こういった小説が生まれてくる事も、折り込み済みかのようなジョイスの遺産のもとで我々も生きてるのだなあと考えさせられました。
    ユリシーズは読んでも全然分かっていませんが…

  • 投稿者 | 2022-09-25 13:36

     意味が判りにくかったり、少々苦しい回文があったこと、回文ありきで〔置きにいった〕感があるところが少々残念だが、作中のすべての回文がオリジナル作品だとすればたいしたものだと思う。/序→破→急→破→序 みたいに物語自体が回文的な構造に仕上がっていたらすごいことになっていたかも。/小学生のときノートに「なんてしつけいい子いけつしてんな」と落書きしたのを女の担任に見つかってブチ切れられたことを思い出した。

    • 投稿者 | 2022-09-26 19:38

      「なんてしつけいい子いいけつしてんな」
      素晴らしい!
      「ヘアリキッドけつにつけドッキリ、アヘ!」と肩を並べる傑作です。

      著者
  • 編集者 | 2022-09-25 20:39

    職人技を見せてもらいました。キツネとタヌキも大猫さんワールドに欠かせない存在になりましたね。まさこさまオチもいいですね。

  • 投稿者 | 2022-09-25 22:04

    わあ、折角数えたのに正解が上の方に書いてありました泣 間違ってましたけど笑 文中でも述べられていますが「世の中は 六道髑髏 儚なの世」「雪に咲く魂 また草に消ゆ」は無常の世の情景が違和感なく描かれていては傑作です。それと「濡れ返すとも 元末枯れぬ」や「春雨小止み 佳き月夜」も好きです。流石ですね。「まさか今逆さ、雅子お子様、逆さまいかさま」はホアンさんが喜びそう笑

  • 投稿者 | 2022-09-26 14:28

    大型ダンプ、プン! ダタ! ガオオー! でコーヒー噴きました。
    雅子様が出てきたときはホワンさんが憑依したのかと戦慄しましたが、そうではなかったようで安心しました。

  • 編集者 | 2022-09-26 14:53

    回文にはかなわない。回文と異世界の相性は案外良いのかも。
    「まさか今逆さ、雅子お子様、逆さまいかさま」には、回文に見せかけた何かのメッセージが託されていると思う。戦前の一大新宗教大本も奇妙な歌の中に「綾部に天子を隠せり」「今の天子偽物なり」と読める部分を隠していた。うーむ奥深い。

    • 投稿者 | 2022-09-26 19:47

      さすがJuanさん、この一見アホな回文に籠めた秘密のメッセージに気付くとは!
      おこさま/さかさま/いかさま
      ここがポイントです。

      著者
  • 投稿者 | 2022-09-26 16:47

    回分の魔女の面目躍如。雅な言葉遊びに感服であります。

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