「2024年本屋大賞」のノミネート作が2月1日に、発表された。
新刊書の書店(オンライン書店も含む)で働く書店員の投票で決定する賞。過去一年の間、書店員自身が自分で読んで「面白かった」、「お客様にも薦めたい」、「自分の店で売りたい」と思った本を選び投票によって大賞を選出する。昨年は凪良ゆう『汝、星のごとく』が受賞している。
今回で第21回目となる。一次投票を昨年12月1日より本年1月8日まで行い、全国の530書店、書店員736人の投票があった。その集計の結果、上位10作品が「2024年本屋大賞」ノミネート作品として決定した。
ノミネート作は、川上未映子『黄色い家』(中央公論新社)、小川哲『君が手にするはずだった黄金について』(新潮社)、津村記久子『水車小屋のネネ』(毎日新聞出版)、夏川草介『スピノザの診察室』(水鈴社)、塩田武士『存在のすべてを』(朝日新聞出版)、宮島未奈『成瀬は天下を取りにいく』(新潮社)、知念実希人『放課後ミステリクラブ 1金魚の泳ぐプール事件』(ライツ社)、凪良ゆう『星を編む』(講談社)、青山美智子『リカバリー・カバヒコ』(光文社)、多崎礼『レーエンデ国物語』(講談社)の10作品。
今後、書店員の2次投票を経て、4月10日に大賞が発表される。
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