『情況』2021年冬号に、髙井ホアン(Juan.B)の連載記事が掲載される。

今回の情況は、「アジール」特集となっている。コロナ禍で物心共に息苦しい現在ではあるが、この様な時こそ過去から学ぶ事は多い。過去そして現在の日本に存在する様々なアジール(避難所、聖域)的な空間について東浩紀や白井聡、外山恒一、そして松本哉ら左右の有識者が語っていく。また、髙井ホアンの連載『国家権力は、いったい何を取り締まったのか?』は第五回となった。今回は皇后の服装に突如キレ始めた非主流右翼と彼の詠んだ和歌について紹介する。

他にも、様々な連載記事や書評など、面白く興味深い記事が満載である。是非、今の日本で一番先鋭的な総合誌『情況』を買って確認したい。

情況』は情況出版により1968年に創刊されたジャーナリズム・総合誌である。休刊を挟みつつも、長く時代の背景を探ってきた歴史があり、「変革のための総合誌」と称している。多くの論客も『情況』誌で活躍した経歴がある。変革のための総合誌『情況』2021年冬号は、1月19日より、全国書店及びAmazonなどネット通販で販売される。