『情況』2022年夏号が7月20日に発売される。髙井ホアン(Juan.B)の連載も掲載される。

五十年以上の歴史を持ち、五期に渡って刊行されてきた『情況』も、一時休刊することとなった。今回の情況では重信房子の出獄やウクライナ情勢について、様々な有識者により激論が交わされる。髙井ホアンも、休刊号ということで連載も一たび区切りをつける事となり、連載ページを拡大して、労働者たちの愉快な抵抗に関する記事を寄稿した。また、情況の歴史を振り返る座談会記事にも参加している。

他にも、休刊号と言うことで多くの人々が寄稿している。肉体廃止系Vtuberの蘭茶みすみによる寄稿では、メタバースに関わる著名な人々へのインタビューが行われた。是非、今の日本で一番先鋭的な総合誌『情況』を買って、情況の一休みを見届けてもらいたい。また、情況の若手によるYoutubeチャンネル「情況放送」も展開中である。

『情況』は情況出版により1968年に創刊されたジャーナリズム・総合誌である。休刊を挟みつつも、長く時代の背景を探ってきた歴史があり、「変革のための総合誌」と称している。多くの論客も『情況』誌で活躍した経歴がある。変革のための総合誌『情況』2022年夏号は、7月20日より、全国書店及びAmazonなどネット通販で販売される。実店舗では東京・新宿の「模索舎」、名古屋・栄の特殊書店BiblioManiaなどで取り扱われている。