『情況』2023年春号が5月20日に発売される。髙井ホアン(Juan.B)の連載も掲載される。

五十年以上の歴史を誇り刊行されてきた『情況』も、今年より六期目となった。今回の情況では「動物」特集が組まれ、様々な有識者により激論が交わされる。髙井ホアンも連載を持っており、今回は戦時中の馬と飼料そして農民たちについての記事を書いている。また、蘭茶みすみ氏とのイベントルポも掲載される。

肉体廃止系Vtuberの蘭茶みすみによる寄稿では、今後のVRを巡る状況について触れられている。漫画家・山本直樹と重信房子の対談も注目されている。是非、今の日本で一番先鋭的な総合誌『情況』を買って応援したい。また、情況の若手によるYoutubeチャンネル「情況放送」も展開中である。

『情況』は情況出版により1968年に創刊されたジャーナリズム・総合誌である。休刊を挟みつつも、長く時代の背景を探ってきた歴史があり、「変革のための総合誌」と称している。多くの論客も『情況』誌で活躍した経歴がある。変革のための総合誌『情況』2023年春号は、5月20日より、全国書店及びAmazonなどネット通販で販売される。実店舗では東京・新宿の「模索舎」、名古屋・栄の特殊書店BiblioManiaなどで取り扱われている。