昨年秋のNovelJam2018秋で、米光一成賞とグランプリを受賞したニシカワリキの小説「【大好き】センパイを双子コーデでコロしてみた!」の舞台化作品が5月11・12日に上演される。

昨年秋に開催されたNovelJam2018秋におけるチームゴメラの活躍は当はめにゅーでもお伝えしてきたところである。企画編集者の波野發作により、藤城孝輔の小説「川の先へ雲は流れ」がオーディオブック化され、またニシカワリキの小説「【大好き】センパイを双子コーデでコロしてみた!」の舞台化企画も進行していたが、この度舞台化の詳細が明らかになった。

舞台が上演されるのは東京・池袋のcafe&bar 木星劇場である。舞台のあらすじは以下の通り。

NovelJam2018秋グランプリ受賞作を舞台化。衝撃の一人芝居!

人気動画配信者MAYU。一年ぶりに最後の動画が投稿されたという噂が流れる。いつものように現れたMAYUは、「ミツハラマリ」という人物について語りだす。高校の先輩。演劇部のステージ。スポットライトに輝くセンパイの姿に一目惚れした「MAYU」は、「先輩みたいになりたい!」と強く心に誓う。翌年、卒業記念の舞台で、マリと同じ演目、同じ配役を完璧に演じきったMAYUは、その後もセンパイの後を追って同じ大学に進学。ルームメイトとして暮らし始める。おそろいのアクセサリー。双子のコーデ。仲睦まじい先輩と後輩に何が起こったのか。MAYUの「最後の動画」とは。今、その真相が語られる。

上演は5月11日と12日、両日各2回行われる。チケット代は2500円でワンドリンク付きである。出演者は、長谷川栞、ひなたしおん(NAKASANプロモーション所属)の2名であり、上演回によりどちらかが一人芝居の主演を行う。

■5月11日(土)

15:00 長谷川栞 / 19:00 ひなたしおん

■5月12日(日)

14:00 ひなたしおん / 18:00 長谷川栞

また、上演後にはトークセッションも行われる。

脚本・演出を務める森山智仁は劇団バッコスの祭(2002~2016)で脚本・演出を手掛け、現在はフリーの脚本家として全国の劇団に脚本を提供している。またNovelJam2018で小説家デビューを果たし「その話いつまでしてんだよ」で山田章博賞を受賞している。

ニシカワリキの原作と森山智仁の演出や出演者の魅力、更にチームゴメラの力を感じられる舞台となりそうだ。詳しい情報やチケットの予約は下記リンクを参照のこと。