俺は旅行が好きでね、この間はニューヨークに行って来たんだ。

不妄語戒を破るそんな俺でさえ正直にうっとりする街が神保町なんだよ。と言う訳で、二度目の神保町レポを公開する事にした。

先日のレポ神保町ブックフェスティバルに焦点を当てたものだったが、今回は「東京名物神田古本まつり」に焦点を当てている。

 

時は11月1日、午前中から雨が降り、古本にとっては当然最悪のコンディションだった。しかし正午頃から神保町の空は晴れ、絶好の古本日和となった。

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交差点より撮影。

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100の店と100万札の本が集まる古本まつりの風景。みんな本が大好き。

 

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青空古本市「本の回廊」も無事に開催されている。

この「本の回廊」、何故かあちこちの店で中央公論社の「世界の名著」シリーズを売っているのが目立つ。図書館の廃本などが重なったのだろうか。

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今、マルクス!!

 

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幸せを呼ぶというタヌキもいた。金玉は大きくない。

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三省堂書店や、ガレージ市も盛況。

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この様に老いも若きも古本まつりを楽しんでいる。

 

歩き続けていたら腹が減ってしまった。古本まつりに居ると気付かない内に本を求めて右往左往して良く歩いてしまう。神保町と言えばカレーだと言う事は大宇宙の常識なのでカレーを食べに行くことにした。

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カレー……ぇえ?違う。

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今回お邪魔したのは「ライスカレー まんてん」。神保町から御茶ノ水一体に数多く存在する大学の学生や、近隣のサラリーマンの腹を癒す名店である。

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仙台四郎の鎮座するサンプル群を見る。値段もリーズナブルだ。

店内に入り、威勢の良い店主に挨拶され、こちらは「カツカレー!」と返す。

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この店、注文を受けると、お冷だけでなくコーヒーも出してくれる。

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カツカレーが来た。普通のサイズでもこのボリュームである。カレー自体にも肉がゴロリと入っている(皿の右上がそうだ)。素朴で食べやすい。

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先日ブックフェスティバル時の写真と大体同じ位置から撮影。ブックフェスティバルが終わった為、すずらん・さくら通りは普段の姿に戻っており、この写真だけだと古本まつりとは分らないだろう。これが神保町のいつもの風景ではあるが、少し寂しくもある。

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そろそろ日が暮れる時間だ。

 

さて、こうして短い期間に二度も神保町に向ったが、両日とも違う姿を見せている。まず「神田古本まつり」がありその期間内に「神保町ブックフェスティバル」も開催されると言う具合だが、やはりそれぞれの祭りは違う姿を見せ合っているのだ。

「東京名物 神田古本まつり」は6日まで開催中である。