神保町はこの時期、10月28日〜11月6日の期間で開催中の「第57回東京名物神田古本まつり」と、その期間内の29日、30日に開催された「第26回神保町ブックフェスティバル」と言う二つの祭りで賑わう。

今回、Juan.Bはブックフェスティバルに焦点を絞り、人でごった返す10月30日の神保町にやってきた。神保町に至るまでの遥かなる道程は「太い混血」を参照しよう。孔子に会えるぞ。

さて御茶ノ水から歩いて来たJuanの目に神保町が飛び込んでくる。

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実は古本祭りの期間に神保町に来るのは初めてだ。何でもない期間でも本で溢れ返っている神保町だが、祭りの期間はさらに凄まじい。ましてや今日はブックフェスティバルの日とも被っているのだ。古本まつりの雰囲気を楽しむのは後日に回し、今回はブックフェスティバルをメインに楽しむ事にした。

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一応、古本まつりの「本の回廊」とはこの様な風景だ。人の数は当然多いが、本の数の方が当然更に多いだろう。

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毎週金土日に開催されているガレージ市も盛況である。

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救世軍本営。神保町駅出口前に聳える有名な建物だ。

さていよいよ、ブックフェスティバルのメイン会場である、すずらん通り・さくら通りに入る。

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この様に会場は盛況である。

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メインイベントの「ワゴンセール 本の得々市」だ。道の中央に出版社の出店が左右に向け並んでいる。

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ここに並んでいる本は、出版社が直に安売りしている為、所謂古本とはやや趣が違う。凄いところでは半額や八割・九割引で書籍を販売するところもある。

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神保町と言えばカレーの街でもある。ブックフェスティバルでも数々のカレー屋が出店をやっていた。

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今回、筆者は欧風カレー・ボンディのチキンカレーを食べる事にした。700円である。

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チーズが乗った、何かのスパイスと一緒に炊いたらしきご飯と、肉厚のチキンが入った程好い辛さのカレー、それにゴロリとした芋がマッチしてとても旨い。出店でも手が抜かれていない非常に旨いカレーだった。

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ごっそさん

この様に、神保町ブックフェスティバルは本だけでなく他の様々な分野の出展も行われているのだ。

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印章彫刻の実演も行われている。

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また、子ども向けの本を扱う出版社を集めた「こどもの本ひろば」もあった。

ところで、Juanはこの祭りで何かを買ったのだろうか。それほど持ち合わせがないのだが

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二見書房で人体骸骨模型のプラモデルを買った。何故本じゃないのかと言われても、売ってるのだからしょうがない。

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神保町の空も暗くなってきた。そろそろ帰る時間である。

本好きならば、多少遠方からでもこのブックフェスティバルに来る価値はある。古本まつりとも期間が被っているので尚更だ。新刊中古問わず様々な書籍に触れられ、格安で入手出来る。とても居心地の良い祭りだろう。

家に帰ってから、あの骸骨プラモデルを作った。

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違う。

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中々良い出来である。あとはスプレーか何かで金メッキでも施すと成金みたいでサイコーではないか。やらないけど。

また近い内に神保町に再来し、今度は古本まつりに焦点を当ててみたいと思う。