※画像は筆者撮影。3月始め頃の神保町すずらん通り。

古本だけではない神保町に触れられる「神保町ブックフェスティバル」は10月29日(土)・30日(日)に開催される。

「東京名物神田古本まつり」は古本と神保町の関りを称える祭りだが、こちらは「本の町の本まつり」として古書店街に留まらず、文化の街神保町を伝える祭りとなっている。勿論、古本まつりの期間中に開催されることもあって古本まつりとは協賛関係にあり、全く別個の祭りとなっている訳ではない。

29日は明治大学の応援団と吹奏楽部、パトン・チアリーディング部によるパレードに始まり、第11回ちよだ文学賞授賞式、第9回神保町寄席、そして様々な演奏会や朗読会、サイン会が開催される。30日にも、神保町に本営を置く救世軍(軍隊式の構造を持ったキリスト教慈善団体)のバンドによるミニコンサートや、地元出版社の有志による神保町を語る対談会、子ども向けのコンサートなど同様に様々な催しが開催される。また、書籍のワゴンセール「本の得々市」やフードコートも開かれる。三井ビルディング公開空地では「こどもの本ひろば」もあり、子供連れでも楽しめる様になっている。古本まつりのついでとしてではなく、様々な文化に触れられる祭りとなりそうだ。

第26回神保町ブックフェスティバルは10月29日(土)・30日(日)の両日に開催される。29日は午前10時30分から午後18時まで、30日は午前10時から午後18時まで開催される。詳しくは下記サイトなどを参照の事。