本の街・神保町のランドマークとして知られていた三省堂書店神保町本店ビルが、建て替えのため営業を終了することがわかった。

三省堂書店神保町本店は1981年3月に、三省堂創業100周年記念事業として竣工した。地上8階建てで、書店として日本でも有数の規模の規模を誇り、三省堂書店の本社機能が存在するほか、レストランなども入店している。古本市などのフェアも開催されるなど、神保町のランドマークとして長年親しまれてきたが、建物設備の老朽化が進んだことから、建て替えが行われることとなった。

今後、2022年3月下旬に神保町本店の営業を終了し、解体が開始され、2025~2026年頃には新ビルが竣工する予定である。工事中の仮店舗の営業などについては現在検討中であるという。

三省堂書店神保町本店では、破滅派同人の書籍も度々扱われており、当はめにゅーでも馴染み深い書店となっていた。神保町本店の閉店を惜しみつつ、是非新しくなる新ビルの姿を楽しみに待ちたい。