本の街・神保町のランドマークとして知られていた三省堂書店神保町本店ビルが、建て替えのため営業を終了することがわかった。
三省堂書店神保町本店は1981年3月に、三省堂創業100周年記念事業として竣工した。地上8階建てで、書店として日本でも有数の規模の規模を誇り、三省堂書店の本社機能が存在するほか、レストランなども入店している。古本市などのフェアも開催されるなど、神保町のランドマークとして長年親しまれてきたが、建物設備の老朽化が進んだことから、建て替えが行われることとなった。
今後、2022年3月下旬に神保町本店の営業を終了し、解体が開始され、2025~2026年頃には新ビルが竣工する予定である。工事中の仮店舗の営業などについては現在検討中であるという。
神保町、三省堂書店に来ました。大木芙沙子も掲載された『夕暮れの草の冠』、佐川恭一『舞踏会』が2階日本文学棚で取り扱われています。髙井ホアン『戦前不敬発言大全』『戦前反戦発言大全』も4階日本近代史棚にあります。是非どうぞ。 pic.twitter.com/AlWxBNouNI
— ミニ子@5月16日文フリ東京 カ27 (@minico_me) July 29, 2021
三省堂書店神保町本店では、破滅派同人の書籍も度々扱われており、当はめにゅーでも馴染み深い書店となっていた。神保町本店の閉店を惜しみつつ、是非新しくなる新ビルの姿を楽しみに待ちたい。
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