誰もが一度は経験する『離人感』や『現実感の喪失』、それが過度になると、人間はどうなるのか。
過去につくったちょっとした回文と、その読解のつもりで書いた小説を新しく書きなおしました。
2018年7月合評会参加作品です。「明日世界が確実に滅びるとして」
病に倒れた父との、ささやかな時間の共有。
1 「あの人、どうして眼帯なんて着けていたのかしら?」 「眼帯? ああ、うん、どこかでぶつけたんじゃない? でも、眼帯なんて着けていたっけ?」 「……あなた、冗談でしょう? 本気でいってるの?」…
BTTB応募作品です。私は、カミュの戯曲における処女作『カリギュラ』を下敷きに、ほのぼのしたものを書いてみようと思いました。 論理だ、カリギュラ、どこまでも論理を追ってゆけ。権力の果…
ノワールとは、「歪んだキューでゲームを始め、多くを望んで少なきを得て、善をなすつもりで悪をなしてしまったおれたちみんな」の物語である……(ジム・トンプスン『おれの中の殺し屋』(1952)より引用…
とある女子のオサレサイトの公募「ほのあかるいエロ」に送り、見事に爆死して帰ってきた1500文字短編です。ご笑覧ください。
作品集『フィフティ・イージー・ピーセス』収録作。
作品集『フィフティ・イージー・ピーセス』収録作。
あの娘は、なんでこんなに、生きづらいんだろう。
男の人の喉仏は、本当に美しい。
『文壇のアイドル・リサちゃんがツーショットチャットルームを開設したよ! みんな気軽に遊びに来てね♪』 2001年に執筆された綿矢りさの処女作「インストール」のオマージュ短編。破滅派13号原稿募…
あのー……はめつ……は……の……春画の会場は……こちらで合ってますか……? ■テーマ「春画」。2018年4月合評会参加作品。 画像:https://www.excite.co.jp/News/…
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むかしむかし、あるところに、おまえの友達はいたんじゃないのかい?
2016年織田作之助青春賞 三次選考まで残りました 昔から知ってた人が全然違う人になっておまけに死刑になってた話
第26回ゆきのまち幻想文学賞入選作 黒猫と男の子と少女
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