楽器を弾いた事が有る人ならば「ローリング・ストーンズの演奏は下手くそ」なる洗礼を受ける(バンドの先輩から打ち上げで語られる等)。
確かに小学生でも弾けるフレーズは常に……であるが、あの音感の中に発生する所謂、間、のタイミングは天才でしか非ず。惜しくも昨年、他界したチャーリーは元々ジャズしかやらない人で有り、それをロックバンドに誘った、なる逸話は周知の通り。
まずもってローリング・ストーンズの良さは歌詞で有る。何れにしろ、良くリアルタイムの人が語るビートルズか、ローリング・ストーンズか? になれば僕は完全にビートルズ! なのだが、歌詞の部分は大きく違う。
ビートルズが基本は「愛と平和。トリップしてるけど」に対抗するが様に、ローリング・ストーンズは「毎日、呑んだくれているぜ」 「君が他界したら薔薇の花を捧げる故、毎日、枯れた花を届けて呉れ」 「ポケットにはワンコインしかないが、靴下の下にブツを偲ばせている」 などの多用する言葉は自身、ドラッグはやらないがストレートに身に滲みる。
キースが依存で緊急入院し、血を全部、入れ替えた後の発言。「これで、一からドラッグを演れる身体になった!」 は伝説。後で入ったロンも入院退院を呉れ返す末期の病気で有るが、今は一切、呑んでないと最近のニュースで述べていた。
約束しよう、ロンは必ず飲酒している。
公園とかで想いつくまま推敲もせず、短い愚文を書くのにも飽きてきた。
ビートルズ、特にジョンレノンは偽善が多々ある故、才能的にローリング・ストーンズは馬鹿で長生きしているだけのロックバント゚なるクソみたいな意見も有るが、我々、依存(俺はドラッグはしないが)にとっては延々とアイドルなのである。
「後悔を、する前に動け。そこで後悔したら、また後悔すればよい」
ローリング・ストーンズのテーマは常に、そうである。まあ、ミックジャガーは金銭が大好きなれど。
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