遅刻した探偵の言い訳

諏訪真

エセー

409文字

言い訳だけでも述べさせていただきたい。
探偵破滅派「メインテーマは殺人」に応募しそびれた作品。

名探偵破滅派の遅刻組として、何も書かないというのもアレなので、最後まで読了した上で感想レベルのものをとりあえず上げておく。

おそらく最初に疑うのはゴドウィン一家に関わる交通事故絡みかと。ここでアラン・ゴドウィンが最初の犯人候補になるはず。しかしアラン・ゴドウィンは途中で退席する。

次に劇場投資に関わるレイモンド・クルーンズとナイジェル・ウェストン。しかしこちらも途中で脱落する。
すると残るのはNADAに関わるダミアン・クーパーとグレース・ラヴェル、アマンダ・リーなどの面々。ここらへんが怪しくなってくる。筆者の予想ではグレース・ラヴェルかアマンダ・リーが怪しいと予想していた。

しかし種明かしの段階で葬儀社の面々を見落としていたことに気づく。まとめとして、本編でもホーソーンが言っている。
「ダイアナ・クーパーが葬儀社に行かなければ起きなかった事件なんだから、最初から葬儀社が怪しいだろう」と。
言われてみればたしかにそうだ。

2021年6月22日公開

© 2021 諏訪真

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