「オリバー・ツイスト」に出てくる悪党フェイギンはユダヤ人であり、「それに相応しい死に方」をした。今、彼の設定は良く変えられている。
「アンクル・トムの小屋」に出てくる文字通りアンクルトムは黒人の奴隷であり、活字に滲み出て奴隷制の悲劇の改善を「懇願」した。今、アンクル・トムは「白人に媚びる黒人」の代名詞らしい。
……こう書いておいて何か二作について考察できると言う事はない。この様な例は色々挙げられる。ただ俺が知ってる中で有名そうなのはこの二つだった。
十分すぎるくらい分かっている人も、まったく考えた事も無い人もいるだろうが、現実の少数者・弱者は、何かのアニメ・漫画・ラノベ・映画等々諸表現にある様な「正義の公安や騎士や地球連邦に逆らうテロリスト」「多数派の正当性を担保する存在」ではない。
"「テロリスト」でも「良識の英雄」でも「ウン」でも「ギャフン」でもなく"へのコメント 0件