今回で第20回を向かえる文化庁メディア芸術祭。アート、エンターテイメント(大衆娯楽を指す)、マンガ、アニメーションの各4部門が設けられ、世界から作品が募られる。今年度は、過去最高となる世界88の国と地域から4034作品が寄せられたと言う。

3月16日に大賞が発表され、受賞作品は以下の通りとなった。

【アート部門】 『Interface』 (メディアインスタレーション ドイツ ラルフ・ベッカー)

【エンターテイメント部門】 『シン・ゴジラ』 (映像作品 日本 庵野 秀明/樋口 真嗣)

【マンガ部門】 『BLUE GIANT』 (マンガ 日本 石塚真一)

【アニメーション部門】 『君の名は。』 (劇場アニメーション 日本 新海 誠)

 

昨年話題を集めた「シン・ゴジラ」と「君の名は。」の2作品、ドイツ・デュッセルドルフ出身のラルツ・ベッカー氏によるモーターを用いたアート作品「Interface」、ジャズプレイヤーを目指す少年の青春を描く石塚真一のマンガ「BLUE GIANT」と、興味深い作品が選ばれた。

今回大賞を受賞した作品は、今年9月に東京・初台のNTTインターコミュニケーションセンターと東京オペラシティアートギャラリーなどで展示されると言う。