Radio Ga Ga

合評会2022年03月応募作品、合評会優勝作品

大猫

小説

4,244文字

クイーンのコンサートを観に行けなかった若き日の慟哭を成仏させる時がついにやってきた。今こそ神の歌を聴け。
2022年3月合評会参加作品。お題は「ラジオ英会話」

1985年5月10日金曜日の夜だった。

明日の結婚式をキャンセルしたいと花嫁に言われた男は他にもいるかもしれないが、その理由がクイーンのコンサートに行きたいからというのはあんまりないだろう。仕事を片付け、床屋に飛び込んで整髪し、部屋に戻って明日の支度を整え、ひとっ風呂入り、これで安心とビールを開けてくつろいでいた頃、彼女から台風みたいな電話が来た。

 

靖彦さん、ごめんなさい、ごめんなさい、あたし明日結婚できない、できない! できないイイイイっ!!

 

ちょっと待て、落ち着け、順序立てて話をしよう。クイーンが好きなのは知ってたし、明日ライブなのも聞いてる。でもチケット手に入らなかったんだろ? 急に譲ってもらった? アリーナ席って、お前、自分の結婚式の日だって知っててもらったの? 何考えてんだよ、ああ、分かった、泣くなよ、分かったから。

 

諦めようと思ってたの! でもどうしても行きたい。謝って済む話じゃないのは分かってる、どんな罰でも受ける。だから行かせて。彼に一目会えるなら死んでもいい。彼のそばで同じ空気を吸えたら破滅してもいい。世界が滅んでも構わない。「ファン」なんて簡単なものじゃない。私が生きていられるのは、あの人がこの世にいるからなの。フレディ・マーキュリーは私のすべてなの。

 

いや、お前の趣味だけで世界を滅ぼさないでくれ。破滅されたらこっちも巻き添えだし。フレディ・マーキュリーが好きなのは分かったから泣くな。とにかく一緒に考えよう。

 

泣きじゃくる彼女をなだめすかしてライブの時間を聞いた。国立代々木競技場で夕方の六時半開演。結婚式場は新宿の京王プラザホテルで挙式は午後一時から。披露宴は三時からで六時前には終わる。ライブ会場へは二、三キロの距離だから六時過ぎにタクシーに乗れば間に合うだろう。本当は二次会があるんだけどすっぽかしてもいい、体調崩したとかなんとかごまかすから、とにかく挙式はしよう、披露宴もしよう、そうしよう、いいね? と言ったら、分かったと返事が来たので、心からホッとして一気に疲労が押し寄せた。後は彼女が喋り散らす「フレディ愛」を、気の抜けたビールを飲みながら気が抜けたまま聞いていた。

 

十五の時にクイーンに出会って人生が変わってしまったの。例えじゃないよ。一年三百六十五日クイーンだったの。あの歌声に魂を鷲掴みにされて、音楽という音楽はクイーンしか、正確にはフレディの歌しか聞けなくなってしまったの。それはもう一生分の愛をもらったと言っていいし、私も一生分の愛を捧げたの。あの人の存在はこの世の奇跡。あの人は私の光。あの人は神。明日、代々木へ神が舞い降りるのよ。私がラジオ英会話やってたのはね、彼の話す言葉を分かりたいからなの。そうそう、ラジオと言えば『Radio Ga Ga』って曲知ってる? サビのところで皆で一緒に踊るんだ。最高なんだから。

 

ラジオ英会話は俺もやっていた。英会話が趣味だと上司に話したら同じ趣味の子だからと彼女を紹介された。ちょっと変わった娘だよと言っていたけど別にそんなことはなくて、素直で可愛い子だったから本気で付き合った。まだ早いかなと思ったけど結婚も決めた。向こうの親や親戚にも挨拶した。奮発して式場は高級ホテルにした。新婚旅行はヨーロッパにした。親に援助してもらったとは言え新築のマンションも買った。それなのに一生分の愛をフレディに捧げたとかぬけぬけ話すとは何なんだ。こっちから結婚をキャンセルしてやろうか。でも明日は会社や親戚合わせて二百人以上も招待してある。仲人は彼女を紹介してくれた上司だし。だいたい俺よりクイーンが好きだと分かったから結婚をやめたなんて言えるわけがない。大丈夫、一時の気の迷いだ。実生活はそれはそれで別モノだ。彼女だってクイーンの話さえしなければ普通なんだし。ライブに行かせてやって再出発すればいい。

 

さて翌日の挙式。ふんわり透き通ったベールに包まれて、しずしずとバージンロードを歩いて来た彼女は本当に美しく、ちょっとこみ上げて来るものがあった。それからみんなで讃美歌を歌い、神父様が聖書の朗読を始めた時、何やら隣でブツブツ言うのが聞こえて来た。

「違う……神様はここにいない……あたしの神様はフレディ……」

ああ、柔らかな照明、祭壇を飾る純白の花々、シルクレースのロングベール、神父様の優しい笑み、祝福の言葉、一切合切が巨大ハエ叩きでぴしゃーんと叩き潰された心地がした。

「あたしの神様は……あたしの神様は代々木に……ひッ!」

むき出しの二の腕を嫌と言うほどつねって正気に戻してやり、とにもかくにも挙式を終了させた。ライスシャワーと拍手を浴びながら歩いて行く間、俺は彼女に優しく囁き続けていた。
「披露宴が終わるまではちゃんとしてろ。でないと殺す。俺は本気だ。今度やったら本当に殺すぞ」
「もうしない。ごめんね」

彼女はそう言ってにっこり微笑んだ。忌々しいことにやっぱり綺麗で、焼け爛れた廃墟にちょっぴり緑が萌えたような心地がした。

披露宴はなにごともなく、キャンドルサービス、仲人挨拶、余興やお色直しなどつつがなく終えて、最後、花嫁の両親への感謝の手紙となった。
「お父さん、お母さん、愛がいっぱいの家庭で育ててもらってありがとう。私は今日、お嫁に行きます。靖彦さんと新しい人生を精一杯生きて行きます。でもお父さんやお母さんの娘であることは変わりません。もらった愛は一生の宝物です……」

紋付を着た父親と留袖姿の母親がこらえきれずに嗚咽を漏らしたその瞬間、

「だあああっ、もうだめ、もう嘘は付けない!」

マイクがキーンとハウリングする。

「お父さん、お母さん、もう茶番はやめようよ。知ってるでしょ? 私は十五歳で本物の愛に出くわしてしまったの。叶うはずもない恋よ。絶対に出会えるはずのない人を愛してしまったの!」
「やめろっ!」

女の口を塞ごうと手を伸ばした瞬間、ドレスの裾から長い脚が飛んできて、股間を蹴り上げられた。
「たぎる愛を押し籠めて私は生きて来ました。日々に夜々に胸の奥でマグマみたいな愛が私を揺さぶり続けていたんです。今こそ生涯の愛を傾ける時です。私の愛する人はフレディ・マーキュリー。彼は今代々木にいます。皆さん、さようなら!」

止める間もあらばこそ、ワインレッドのドレスの裾を引きながら彼女は脱兎のごとく駆け出した。静まり返った披露宴会場に遠ざかるヒールの足音が高々と響く。

床に転がって悶絶していた俺を彼女の両親が助け起こし、土下座をせんばかりに謝った。
「本当に申し訳ない。今度こそ大丈夫と思ったのに」
「何ですって? こんなことが今までもあったんですか?」
「何しろあんなクイーン狂いで、男の人と付き合っても長続きしなくて、今回、やっと結婚まで漕ぎ着けたのに……」
「あんたら知ってて俺にあんな女を押し付けたのか、ふざけるなっ!」

世界が憤怒と憎悪で赤黒く染まる。
「こんな目に遭ってただで済ませるもんか。男のコカンを、いやコケンに関わる。あんな女、殺してやる、殺してやるっ!」

激痛に耐えながら俺は女の後を追って走り出した。ホテル前の歩道を南へ駆けて行く赤いドレスが見える。ドレスにヒールで代々木まで走って行くつもりか。とっ捕まえてずたずたにしてやる、とダッシュしたのだがなかなか追いつけない。何しろ女は道路と言う道路の信号を無視して走り抜けるし、こっちは股間の痛みもあるし、慣れないエナメル靴で思うように足が動いてくれない。はあはあぜいぜい追っかけているうちに、高架をくぐり狭い街並みを通過し、明治神宮を左手に見つつ代々木公園を望む地点までやってきた。
「待て、殺してやる!」
「靖彦さん、待って、あんな子でも娘なの! 殺さないで!」
「靖彦、早まるな」
「オーマイガー! 殺人は罪です!」
「おいこら、どこまで走んだよ!」

後ろを見たら彼女の両親が追っかけて来ていた。お袋の留袖の裾は全開だし親父の袴は半分千切れている。その後ろには仲人の上司、ズラがずり落ちている。その後ろではなぜか神父様が聖書を振り回していて、その後ろでは同僚たちがシャンパンボトルをラッパ飲みしながら付いて来ていた。捕まってなるかと気力を奮い起こし、棒のようになった足を励まして走り続けると、代々木競技場の特徴的な屋根が見えて来た。と、ワインレッドの後ろ姿がほんの目の前にある。
「靖彦、早く! 始まっちゃうよ!」

後ろを振り返った彼女はそう叫ぶと、太腿まで露わに裾を掲げ前代未聞の猛ダッシュを開始した。俺も最後の力を振り絞って走りに走る。後ろに続く人たちも火事場の馬鹿力で煙を立てんばかりの勢いで走り出した。頭が朦朧として何が何だか分からない。とにかくゴールだ、ここがゴールなんだ。

入場口の係員を団体の勢いで吹っ飛ばし、雪崩を打ってアリーナへ飛び込んだら中は真っ暗だった。次の瞬間、一閃の稲妻と共にギターの爆音が轟き渡り、虹色のレーザービームの束が宙を走った。
「フレディ! フレディー!」

すり鉢状の代々木競技場に数万の人々の悲鳴が渦を巻いて、ステージ上のただ一人の人に絡み付いた。霧の中から光をまとってフレディ・マーキュリーが現れた。
「Are you ready?」
「ヤー!」

凄まじい歓声に競技場が揺れる。アリーナ席はもう総立ちで押すな押すなの大混乱。ドライアイスが噴き上がるステージでフレディが歌いまくる。一緒に歌う観客の声が天井からわんわん反響する。ベースの重低音が腹に突き刺さり、ギターが頭上で炸裂し、頭蓋にフレディのシャウトが駆け巡る。意識が飛ぶ、フレディの歌声でぐるぐる巻きにされる、世界がフレディの存在で満ちて行く。

そうか、そうだったのか、今こそわかった。フレディは神だ。神様だ。俺は今、神を見ているんだ。

そうして老いも若きも男も女も、ドレスもタキシードも留袖も紋付も、みんな揃って『Radio Ga Ga』の振り付けを踊り、『We will rock you』で足踏みし、『We are the champions』を大合唱した。

狂乱の宴が終わって我に返ったら、足元にワインレッドの人が倒れ伏していた。口からドレスと同じ色の血が流れている。覗き込むまでもなくすでに絶命しているのは明らかだった。あたりには霧が漂い、その向こうにフレディ・マーキュリーの輝く後ろ姿が見えていた。1985年5月11日土曜日の夜だった。

2022年3月16日公開

© 2022 大猫

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"Radio Ga Ga"へのコメント 16

  • 投稿者 | 2022-03-22 22:24

     二日間の出来事を時系列に従って、新郎の視点に固定しているところは掌編小説として正しい手法だが、フレディ命の新婦がコンサートに行って爆上がりになるという内容はある意味当たり前で平板な印象になるため、物語をもっと面白くする工夫が欲しい。音楽の魅力を文章で伝えることはもともとかなりハードルが高い上に、熱烈なファンだという設定の新婦がなぜそれほどにハマったのかが読者に伝わる形になっておらず、クイーンにもともと興味がない読者(あるいは全く知らない読者)は「ああ、それほど好きな人がいるんだ」と思うだけで終わってしまう。/物語を面白くする方法の一つは、何らかの化学反応をを起こすこと。例えば、新郎はクイーンの大ファンだが、新婦は全く興味がなく、新郎に頼み込まれて結婚直前に仕方なくコンサートに同行したところ、途中から新婦の方がハートを打ち抜かれてハマってしまい、彼女は結婚をドタキャンしてヨーロッパツアーへ。ああ、彼女がボヘミアンになっちゃった、みたいなオチにするとか。あるいは、フレディが日本の伝統文化に並々ならぬ興味を持っていてお忍びで古美術品巡りをしているところにたまたま遭遇した〔フレディのことなんか知らない〕日本人の視点で、古美術品について意気投合し行動を共にした数時間の出会いと別れを描き、「面白い外国人で、いいやつだったな」と思っていたら後でスーパースターだと知って仰天、一緒に撮った記念写真のお陰で「陰気な古美術オタク」だとみなされていた主人公が「フレディの友人」に確変して仕事や人生が大きく転換――とかね。/規定枚数は守ろうね。推敲の過程で4000字に収められたはず。

  • 投稿者 | 2022-03-23 09:48

    狂気と幻想が入り混じりつつ、ユーモアも感じさせられ、楽しく読めました。
    熱狂、狂気について、女性側の視点、語りでも、この話を読みたいと思いました。

  • 投稿者 | 2022-03-23 22:18

    小気味のいい展開と筆致が、’90~’00年代のコメディドラマかミュージカル喜劇を見ているよう。読んでいて、自然と笑顔になってしまいました。
    良いものを読ませていただいてありがとうございます。

  • 投稿者 | 2022-03-23 22:39

    ラストの祝祭、昇天に向かって一気に突っ走る疾走感が、実際に登場人物たちが走る描写とともに、感じられました。
    それこそ、生けるフレディ、花嫁を走らす。ですね。
    ちなみに調べたらこの日の曲を全部収録したライブ盤があるみたいですね。生唾もののセットリストでした。聴きたい。

    • 投稿者 | 2022-03-26 15:26

      持っていますとも。「Queen final live in Japan」ですね。 宝物です。

      著者
  • 投稿者 | 2022-03-24 23:25

    この作品自体がクイーンのMV、または80年代の楽曲のMVにありそうな展開で、そうやって時代の空気も表現されているのかなと思いました。そういえば子供の頃にマイケル・ジャクソンのコンサートに連れてってもらった覚えがありますが、特に曲も知らず、二階席から双眼鏡でムーンウォークするマイコーを追ったものでした。

  • 投稿者 | 2022-03-25 21:58

    面白かったです。花嫁さんの行動が、昔観た映画みたいでした。何だっけ、タイトル忘れたけど、姉妹で一人の男を好きになって、最後男の人が死んじゃうんですけど。タイトル思い出せないんですけど、スパイス……スパイシー……タイトル思い出せないんですけど。面白かったです。

  • 投稿者 | 2022-03-27 05:43

    「靖彦さん」で笑いが止まらなくなってしまいました。すみません。
    こんなクイーン狂いでは結婚までこぎ着けないだろうとか羽織袴の父親はともかく、留袖の母親は追いつけないだろうとかなんでワインレッドなんだとか途中で生じた疑問はすべて回収されてて、矛盾点が残らなかったのがいいですね。素直に物語に入っていけます。
    細かいことになりますが、「賛美歌」はプロテスタントの用語ですので司祭は「神父」ではなく「牧師」にするか、「賛美歌」ではなく「聖歌」とした方がそちら方面からのツッコミを受けにくいと思います。

  • 投稿者 | 2022-03-27 11:12

    クイーンの名曲、ショーマストゴーオン、の裏テーマを図らずも感じ、文体にもクイーンが意識しているストレートながらも多様性の展開が心地よかったです! ロックンロール!

  • 編集者 | 2022-03-27 14:23

    ウェディング・ドタバタコメディー、春めいた感じが爽やかで賑やかで面白かったです。靖彦さんのモラハラ夫まっしぐら感を考えれば、ぜったいに結婚しないで正解だろうと思いましたが、本当に昇天してしまって悲しいです。フレディを神として、社会的に抹殺されてきた90年代、00年代の女性や性的マイノリティたちの鎮魂歌でもあるのかなと勝手な深読みもしました。

  • 投稿者 | 2022-03-27 20:46

    ドタバタコメディーはあまり好みの分野ではないが、これはちゃんと読めた。靖彦(この名前に深い意味はあるのか)はときどき「殺す」だのぶっそうなことを口にするので、仮に結婚したとしても女はDVに苦しめられたことだろう。みんなチケットを買わずにどうやって入ったのかなとか、彼女もちゃんと席を予約しておけば死なずに済んだのかな、などと野暮なことを考えた。

  • 投稿者 | 2022-03-28 11:10

    コミカルなタッチで面白かったです。
    私も靖彦さんに持って行かれました。
    私はフレディをあまり知らないのですが、熱狂的なファンのイカれた感じは良かったです。団体の勢いで無断入場は良くない、行けなかったファンが暴動を起こすレベル、とオタクの視点で考えてしまいました。

  • 投稿者 | 2022-03-28 17:25

    なにこれ最高w最終的に召されちゃうのですね。神父まで走ってきたシーンはぜひ映像化を。

  • 編集者 | 2022-03-28 20:34

    あの時代を生きた人にしか分からないような、クイーン愛に満ちた作品で、確かにMV的でもある。それに山谷さんが評価しているのだから、良い作品なのではないか(なげやり)。靖彦さんが昇天してちょびっと悲しいが、仕方ない。あの世でフレディと頑張ろう。

  • 投稿者 | 2022-04-30 23:12

    断言できる。破滅派で初めて読んだ小説が、これでよかった。

    クイーン好きですし、この小説はここで作品を書く際の基準となってるぐらい、勢いで投稿を始めた破滅派で、後悔をする余韻を吹き飛ばしてくれた大事な作品になっています。

    私もここで出版に至るまで登り詰め、馨り高い作家になりたい。

    • 投稿者 | 2022-05-01 23:04

      水馬様
      読んでいただきありがとうございました。
      破滅派へようこそ。
      ぜひ合評会へご参加ください。
      お待ちしています!
      ちなみに出版は誰にでもできます。資格はありません。

      著者
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