夏の暑さが例年よりも早く迫る今日この頃、読者の皆様はいかがお過ごしだろうか。破滅派は文フリ東京を終えひと段落しつつ、次の目標に進み続けている。
さて、5月に「はめにゅー」で公開された記事の中から、人気の高かった記事をおさらいする。忙しくて毎日は「はめにゅー」をチェックできないという人も、この機会に話題の文学ニュースをまとめて確認しておこう。5月はどのような文学ニュースが読まれたのだろうか?
10位~4位
10位
Juan.B
増根正悟『チェコじゃないスロヴァキア 中欧の中央』がパブリブより2024年6月に発売される。
9位
松尾模糊
「第77回日本推理作家協会賞」に青崎有吾『地雷グリコ』など7作が選ばれた。賞金は各50万円。
8位
Juan.B
集英社『小説すばる』6月号に佐川恭一の作品が掲載される。また、集英社のサイト「よみタイ」でも『学歴狂の詩』最新回が公開された。
7位
松尾模糊
「第40回太宰治賞」受賞作に市街地ギャオ「メメントラブドール」が選ばれた。賞金は100万円。
6位
松尾模糊
米作家のポール・オースターが亡くなった。77歳だった。映画脚本家や監督としても活躍した。
5位
松尾模糊
今月発売された文芸誌4誌の目次をざっと確認して、誰が何を書いているかをお知らせする定点観測記事。どれを読めば良いかの指針にどうぞ。
4位
高橋文樹
朝日新聞の人物紹介コーナーで破滅派の闇の混血Juan.Bこと髙井ホアンが紹介されている。戦前の言論空間の専門家としての認知が広まってきたようだ。
破滅派同人の活躍が目立つ五月となった。今年も半ばに差し掛かったが、佐川恭一ら破滅派同人の活躍にますます期待したい。
3位
松尾模糊
「第37回三島由紀夫賞・山本周五郎賞」が発表され、三島賞を大田ステファニー歓人『みどりいせき』、山本賞を青崎有吾『地雷グリコ』がそれぞれ受賞した。
三島賞、山本賞に関するニュースが三位となった。はめにゅーでは今後も多くの文学賞のニュースを発信していく。
2位
松尾模糊
八重洲ブックセンターの新店舗が東京駅八重洲口直結の「グランスタ八重洲」にオープンする。
八重洲ブックセンターの新店舗に関するニュースが二位となった。東京駅前の主要な書店として、今後も大きな役割を果たしていくと思われる。
1位
高橋文樹
来る2024年5月19日(日)に開催される第38回文学フリマ東京に破滅派も参加するが、ほろほろ落花生の参加が急遽現実味を帯びてきた。サイン会も開催される可能性がある。
文学フリマ東京に関するニュースが1位となった。ほろほろ落花生も無事に会場に現れ、盛況のブースとなった。次回の文フリ東京はまた大きく構成を変えると思われるが、破滅派は今後も文フリで多くの方と出会えるのを楽しみにしている。
5月のニュースはいかがだっただろうか? 健康に気を付けて、今月のはめにゅーも乞うご期待である。
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