再開発事業に伴い昨年3月末をもって営業を終了していた東京・八重洲ブックセンターの新店舗が6月14日、東京駅八重洲口直結の「グランスタ八重洲」にオープンする。

 「八重洲本店」(当街区に2028年度竣工予定の大規模複合ビルへの出店を計画)のレガシーを継ぐ新店舗「八重洲ブックセンター グランスタ八重洲店」となる。

 グランスタ八重洲店は、地下一階で売場面積72坪。ビジネスパーソンの好奇心を満たす聖地・八重洲本店のエッセンスを凝縮し「イマ」を映す高感度でユニークな品揃えを目指すという。

 八重洲ブックセンターは2月10日、43年の歴史に幕を閉じた阿佐ヶ谷の「BOOKSHOP書楽」の跡地に「八重洲ブックセンター阿佐ヶ谷店」をオープンさせたことでも話題になった。

 本店閉店の報を聞いた時はもう少し期間が空くかと思っていたが、ずいぶんと早い新店舗オープンで安心した人も多いのではないか。また八重洲の地が本好きの人々で賑わうことを願う。