日野健志郎『慰安婦像大図鑑』がこの度パブリブより発売されることがわかった。

2019年5月に髙井ホアン著『戦前反戦発言大全』『戦前不敬発言大全』を刊行するなどしている有名出版社パブリブだが、今回、韓国の慰安婦像を扱った『慰安婦像大図鑑』が出版される。著者はライターの日野健志郎である。

一時は戦後最悪とまで言われていた日韓関係だが、関係を刺激していた懸案の一つが「慰安婦像」問題であった。

だが慰安婦像も今や韓国全土に増え続け、その形式はアーティストたちにより多種多様なものとなっている。ニュースなどでよく取り上げられた日本大使館前の慰安婦像以外にも様々なデザインが増え、韓国全土に個性的な慰安婦像が建てられている。今も増え続けている。そんな数々の慰安婦像を網羅したのが『慰安婦像大図鑑』である。

・実在JK区民モデル型
・存命元慰安婦型
・マリア観音型
・中韓コラボ型
・太陽の塔型
・徴用工ペア型
・安倍晋三土下座型
・夜間特殊ギミック型
・ミニチュアお婆ちゃん型

服やマフラーを着せられたり、お菓子や小銭などの供え物も現れる「小さな聖地」とも化した慰安婦像の世界を、政治から離れデザインという目線から迫っていく。メディアミックス化した慰安婦像など、周辺の話題についても詳細なコラムがあり、目が離せない。各慰安婦像ごとに様々なアングルでの写真や、詳細な説明が付けられており、慰安婦像の入門にも最適な一冊となりそうだ。

日野健志郎『慰安婦像大図鑑』は、2023年7月より全国書店、ネット通販などで発売されるとみられる。224ページで、価格は2400円。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。