岩田宇伯『ヒップホップアフリカ サブサハラ49ヵ国ラップ読本』が、パブリブより10月に発売されることがわかった。

2019年5月に髙井ホアン著『戦前反戦発言大全』『戦前不敬発言大全』を刊行するなどしている有名出版社パブリブだが、『デスメタルアフリカ』に始まる「世界過激音楽」シリーズなど世界の音楽に関する書籍も音楽ファン達から好評を受けている。今回、「ヒップホップグローバル」シリーズの第三弾として、『ヒップホップアフリカ サブサハラ49ヵ国ラップ読本』が出版される。著者は、『中国抗日ドラマ読本』『コロナマニア』『中国テレビ番組ガイド』の著者でもある岩田宇伯である。

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岩田宇伯『中国テレビ番組ガイド』が、この度パブリブより発売される。

アメリカの黒人たちの間で生み出されたとされるヒップホップだが、その黒人たちの故郷といえるアフリカでも、ヒップホップが隆盛している。数多くの国々、それぞれ文化や言語も異なる中で、現地の文化とも融合する形で多くのヒップホップ歌手と独特な曲が日々生れ続けている。

K’Naan ソマリア戦乱逃れカナダへ
DJ Arafat 事故死セネガルCoupé-décalé
Ecko Bazz ウガンダNyegeNyege
Emmanuel Jal スーダン人民解放軍元少年兵
Prophets of da City アパルトヘイト時代有色人種居住区出身
Wizkid Naijaの巨人
Yao Bobby ノイズ接近するトーゴ
Lij Michael アフロ演歌ヒップホップ融合
Temesgen Ghide エリトリア伝統意識し過ぎで民謡
Gyedu Blay Ambolley 世界初ラップ?ガーナ歌謡Highlife

DMより

『ヒップホップアフリカ』では、サハラ以南のアフリカ49ヵ国のヒップホップ歌手たちに注目し、その楽曲や独特な音楽文化の魅力を余すところなく紹介する。情報が少ない中でも一国も逃すことなく、アフリカ各国のヒップホップと歌手231人が登場する。アフリカのヒップホップや音楽文化をより深く学べるコラムや、アーティストへの貴重なインタビューなどのコラム記事も満載である。日本で広く知られているとは言い難いアフリカのヒップホップの魅力を存分に知ることができる一冊となりそうだ。

岩田宇伯『ヒップホップアフリカ サブサハラ49ヵ国ラップ読本』は、2023年10月上旬より全国書店、Amazon、CD・レコードショップなどで発売されるとみられる。オールカラー224ページで、価格は税抜2400円。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。