有限会社にいがた経済新聞社が主宰する『NIIKEI文学賞』が創設された。

創立6周年を記念したもので、ライトノベル部門、純文学部門、エッセイ部門、ショートショート部門の四分門で新人の発掘、地方文芸発展のため、県内に限らず、広く全国一般からも募集する。

審査員長を今井一志 (にいがた経済新聞社社主)氏が務め、特別審査員として、能登剛史((株)Sight代表取締役 新潟総踊り実行委員会会長)氏と作家で翻訳家の西崎憲を迎える。

新潟にゆかりのある物語で、受賞作はにいがた経済新聞サイトに掲載する可能性あり。電子書籍化、文庫化の上でsightによる映像化の可能性も。

佐川恭一が第二回で大賞を受賞した、徳島の『阿波しらさぎ文学賞』や「荒地の家族」(新潮社)で芥川賞を受賞した佐藤厚志が第三回の大賞を獲った宮城の『仙台短編文学賞』など、昨今の地方文学賞はその存在感を大きくしつつある。『NIIKEI文学賞』がどのような文学賞になるのか、注目したい。

副賞は5万円(各部門の大賞受賞者)。締め切りは5月31日(23時59分必着)。詳しくは下記公式サイトで確認を。