佐川恭一『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』が集英社より11月25日に発売されることがわかった。
本人がTwitterで明らかにした。
皆様お待たせいたしました‼️新刊『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』の書影が出ました!素敵な絵はNAKAKI PANTZ(@PANTZ41 )さんに描いていただきました✨芥川賞&野間新2冠・町屋良平のツンデレ帯が見られるのもここだけ!ご予約よろしくお願いします〜!https://t.co/VxhALTJXmr
— 佐川恭一 (@kyoichi_sagawa) November 4, 2022
今年6月に破滅派から『シン・サークルクラッシャー麻紀』を出版するなど、破滅派同人の中でも一際活躍を続ける佐川恭一だが、この新著で新たな高みに到達することとなった。
単行本『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』、通称「科挙ガチ」には、『小説すばる』2021年11月号に掲載された表題作のほか、『少年激走録』『スターライトパレスパート2にて』ほか9編が収録される。どれも、性と学歴に対する強烈な意識による、佐川独自の世界観に基いた作品となっている。
表紙イラストはNAKAKI PANTZ、帯文は芥川賞作家の町屋良平が担当しており、実に佐川恭一の世界観を支えるものとなっている。
町屋良平2冠のツンデレ帯、よく見たらディスのとこの文字が小さくなっており、集英社の技を感じるぜ…! pic.twitter.com/0ouG2FgCb0
— 佐川恭一 (@kyoichi_sagawa) November 5, 2022
阿波しらさぎ文学賞、歌舞伎町文学賞、RANGAI文庫賞などの受賞や、『小説すばる』への掲載、そして破滅派からの出版などの活躍を経て、佐川恭一は更なる大きな飛躍を遂げることとなった。佐川恭一の目指す先が芥川賞か直木賞か、いずれにせよ受賞が十分射程内に入っているのは間違いない。料亭に集まった審査員の口から佐川恭一と「童貞」「学歴」の名が連呼される日が楽しみである。
佐川恭一の今後に期待したいと同時に、破滅派同人の活躍にも期待したい。
佐川恭一『清朝時代にタイムスリップしたので科挙ガチってみた』は、集英社から11月25日に刊行され、全国書店で発売される予定。詳しい情報は下記リンクも参照のこと。
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