国立国会図書館東京本館では、11月4日より入館制限を一部緩和することとなった。

国立国会図書館東京本館ではコロナウイルス禍の影響により、混雑や感染拡大を防ぐ為、6月11日より入館を抽選予約制とし、一日の入場者数を約1000人(現在)に制限していた。しかしこの度、11月4日より入場制限を緩和することとなった。

11月4日より、平日の午後16時以降に限り、登録利用者は予約抽選無しでの入館が可能となる。ただし、混雑状況などによってはその場で入館制限を行う場合もあるとしている。また平日午後16時より以前の入館や、土曜日の入館は、これまで通り抽選予約が必要となるので注意したい。

コロナウイルス禍当初の休館やその後の来館予約制に加え、10月20日には名物的存在だった食堂が閉店するなど、図書館界全体の出来事も含め今年に入って悪い出来事が続いている国会図書館だが、徐々に元の状態に戻りつつあるようにも見える。日本を代表する図書館として、是非また往年の姿を取り戻してもらいたいものである。是非今後も、国立国会図書館東京本館の動向に注目したい。

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